2ヶ月も先の小品展ですが・・ [展覧会・ギャラリー]
「第24回ノン・ブラック小品展」のポストカードが
出来上がってきました。
ペン淡彩画「喜多方にて」が採用されております。
まだ2ヶ月も先のイベントですが
興味のある方はコミュニティギャラリーに
置いてありますので、自由にお持ちください。
酒列神社と蔓リース [自然・生物・環境]
「蔓(ツル)リースが古くなっちゃったので
採りに行きたい」というチャコのリクエストで
馬渡地内の「酒列(さかつら)神社」へ同行。
団地下を流れる本郷川流域の
冬枯れの田園地帯を軽くウオーキング。
突き当たりに見える高台は33m通りです。
酒列神社の鎮守の森がある右手の対岸一帯は
手付かずの深い樹林に覆われ
「馬渡風致地区」に指定されています。
急坂を登って行くと
やがて酒列神社の石段と鳥居が見えてきます。
高い杉木立ちに囲まれた社殿で初参り。
この神社は「千々乱風伝説」で知られています。
あらら〜いつの間にか狛犬さんが消えちゃった?
参拝を済ませ、元来た坂道を少し戻ると
右手の高い崖から
目的のツルがブラ下がっているのですが
氏子さんたちの手入れが行き届いているせいか
今年はいつもより少なさそう?
崖の斜面の樹木に絡みついた細いツルを
引っ張り出しながら採取していきます。
冬でも小さな美しい緑の葉を多数付けて
リース作りには好適なんだとか。
家に持ち帰り、よく水洗いしてから
ラフに巻き付ければすぐに完成。
リースはチャコ手作りの藤編みカゴに入れて
リビングのカップボードの上に。
3年ぶりに古いものと入れ替えたら
部屋の雰囲気が若返った気がしました。
人形の家「夢良」へ [アート・カルチャー]
今日は北茨城市の人形作家・内藤洋子さん宅を訪問。
人形創りの拠点・アトリエ夢良(ゆめら)に入ると
懐かしいカントリードールたちが
静かに出迎えてくれました。
いつもながら、まるで実家へ帰った気分です。
(*^_^*)
実は、コミュニティギャラリーで開催予定の
「何でもアリーナPart.15」(会期;2/27〜3/4)に
内藤さんのドールを何とか出品して貰いたくて
昨年暮れに引き続き今回2度目の訪問となりました。
今回の出品のために補修して頂いた
「マシューとマリラ」(最下段)を含む10組を
お借りできることに。
この機に乗じて、カントリードールの側に
以前描いた等身大の淡彩画を添えて、コラボ展示
しようかな?などと企んでいるところです。
こちらには早くもカントリー風のひな人形が登場!!
ひな人形といえば、12年前に内藤さんたちが
中心になって立ち上げた「ひなあかり展」は
年々規模が拡大し、今では町ぐるみのイベントに発展!
今年は市内24カ所で開催されることになり
出来立てのマップ付きチラシをお預かりしてきました。
コミュニティギャラリーに置いておきますので
興味のある方は自由にお持ちください。
帰り道、同市内の海鮮料理店・松野屋さんへ。
食い道楽な?チャコのリクエストで
リッチな「あんこう鍋定食」を堪能してきました。
新年を迎えたばかりだというのに
もう「ひな祭り」の季節がやってくるんですねえ。
なんとも忙しないこと。
偶然にも
「北茨城ひなあかり」と「何でもアリーナPart.15」は
会期が重なるので、近づいたら併せてお知らせします。
御茶ノ水界隈をそぞろ歩き [歴史・レトロ・旅行]
神楽坂巡りが終わり時間があったので
帰途、同じ中央線沿いの御茶ノ水駅で降りて
付近をそぞろ歩きすることに。
まずは神田駿河台のニコライ堂から。
明治初期の政府お抱え建築家・
ジョサイア・コンドルの設計によるもので
高さ35mの緑青色ドーム屋根を持つ
エキゾチックな聖堂はずっと私の憧れの的!!
いつかスケッチしたいと思いつつ
未だ実現できておりません。
儀式がなければ一般の人も壮麗な内部を拝観でき
信者でなくとも祭壇にローソクを灯すことが
出来るのですが、残念ながら3日まで閉館でした。
名残惜しくニコライ堂を出てから駅方向に戻り
神田川の聖橋を渡ったところにある「湯島聖堂」へ。
ここは孔子を祀った中国風の広々とした寺院ですが
一般受けしないせいか閑散としていました。
静寂な堂内には聖人たちの像が何体も祀られており
まさに非日常的聖空間!
次なる目的地・神田明神へ向かうと
参道入口の大鳥居付近は
ものすごい数の参拝客で溢れかえっていました。
ここに来たらぜひ味わっていきたいのが
老舗茶店・天野屋の甘酒。
行列のできる甘酒屋だけに大人気でした。
参拝行列を横目に見ながら
壮麗な随神門を抜けて境内へ。
参拝者がお賽銭を投げ入れる様子を眺めていたら
境内の一角に昨年12月にオープンしたばかりという
3階建ての大きな建物「神田明神ホール」に遭遇!
説明によれば、同ホールは日本文化の発信基地として
クールジャパンを牽引するイペントなどを
開催するのが目的だそうな。
1階では土産品やアートな縁起物を販売していたので
興味半分で見て回ると、こんな看板を発見!?
「神社声援」と書いて「ジンジャーエール」かあ?
ほぼ私並みのダジャレ力には感服?しました。
せっかくなので、私もダジャレ de 協賛!
”正月や 寺で飲んでも ジンジャーエール”
これにてSONOの正月東京連泊レポートは打ち止め〜!
2019年1月第2週の然々教室 [アート・カルチャー]
昨日の極寒から一転、暖かい一日となりました。
超寒がり屋の私には何よりのご褒美です。
本年最初の教室には、体験の関田さん含む
9名の皆さんが参加されました。
今日は特にテーマは設けず、何でもアリ〜〜ナ!!
皆さん新年気分で、和気あいあい楽しんでおられました。
そんなわけで、完成品?はこちら
まずは、ムードメーカーの金澤さんから。
シーサーカップルの表情が愉快ですねえ。(笑)
大森さんはオシャレな紅茶セットをドーンと!
飛田さんは店内に置かれていた本とブックエンドを。
なかなか”目の付け所がシャープ”ですね。
照沼さんは高価な品々を並べてちゃって。
赤いボトルの中身は香水かな?
岩川さんは干支のイノシシじゃなくて白兎?
可愛いウサちゃん、まるで生きてるみたい!
百足さんは自宅庭から切り取ってきた柚子とアオキ。
新春に相応しく、上々の出来栄えですね。
本日、初めて体験された関田さん。
これから一緒に楽しくお絵描きしましょうね。
コーヒータイムでは2年越し?の話題で
超盛り上がりました〜!
来月は、2/11(金)と2/22(金)に開催。
テーマは「海外民芸品でエキゾチック気分に」です。
モチーフはこちらでも用意しますが、数が少ないので
可能であればご持参ください。
◎今月の第4週コース(1/25)もお忘れなく。
神楽坂と赤城神社 [歴史・レトロ・旅行]
JR中央線・飯田橋駅で降りて
江戸情緒の残る「神楽坂」にやってきました。
神楽坂〜すごく粋な地名ですよね。
緩い坂道の両側には個性的な店舗が軒を連ね
狭い路地裏に入れば本格的な小料理店なども。
坂の入口には名物のペコちゃん人形が和服姿でお出迎え。
坂の途中にある善國寺には初詣客の行列が。
霊験新たかな毘沙門天が祀られているそうで
重厚な鐘の音が、ゴーン!ゴーン!と響き渡り
まるで某自動車会社元会長を慰めている感も?
坂を登りきった坂上地区には「赤城神社」があり
こちらにも初詣客の長い行列が!!
実は、こちらの神社は若い女性を中心に
「東京で一番オシャレな神社」として
今や人気急上昇中なんだとか。
創建から700年を超えるという由緒ある神社ですが
東京オリンピックの主会場「新国立競技場」の
設計で有名な建築家・隈研吾さんの監修により
2010年に大幅にリニューアルされ
ガラス張りのモダンな社殿に生まれ変わりました。
そんなわけで、拝殿前の狛犬さんも超個性的で
まるでスフィンクス風?
ちなみに社殿の出入り口は自動ドアでした。
いっそのことお賽銭もスマホやカード決済に
した方が、近代的な神社にはお似合いかも?
我々はそんな行列を横目に見ながら拝殿脇にある
オシャレな神社カフェ「あかぎカフェ」へ入ることに。
さぞかし混み合っているかと思いきや
うまいこと座席が確保できちゃいました。
ここは神社に面しているので眺めが良くて
神聖な気分に浸れそう。
スタッフの制服が巫女さん風なら
正真正銘の神社カフェなんだけど〜惜しいね。
チャコがレジでお代を支払おうとしたら
「ご一緒でよろしいのですか?」と
2度も念を押されたそうな?
これまで何度もこんな場面に遭遇してるので
慣れてはいるのですが、もしかして我々は
側からは夫婦には見えないのかなあ?
帰途、ついでに近くの縁結びパワースポット
「東京大神宮」に向かったら
ひえ〜!!!ビルの谷間の狭い道路には
先が見えないほどの長い長い行列が!!!!
板垣死すとも自由は死せず [歴史・レトロ・旅行]
品川神社の裏手に「板垣退助」の墓地があるというので
物好きにも立ち寄ってみました。
見晴らしの良い高台の斜面に墓石が10基ほど
並んでおり、板垣家代々の墓域のようでした。
こんな所に歴史上の人物のお墓があったなんて?
そこでは、5人ほどの若い人たちが
静かに墓石を布で拭き掃除していました。
板垣退助と言えば、100円札にもなった超有名人!
立派な髭を蓄えた肖像画でご存知のことでしょう。
明治期に自由民権運動を起し、自民党を結成して
総裁となり、近代日本の政党の基礎を築いた政治家。
刺客に襲われた時に発したあまりにも有名な言葉が
すなわち〜「板垣死すとも自由は死せず」。
こちらが板垣夫妻のお墓で右側の大きい方が退助翁。
思いがけず出合った偉人のお墓に手を合わせました。
傍らで、我々の参拝の邪魔にならないようにと
掃除の手を休めていた若い人たちに
「皆さんはお身内の方ですか?」と声をかけたら
やはり板垣退助の末裔に当たる若いご家族でした。
小さい男の子は「今度、小学一年生!」だって。
「自慢のご祖先を持たれて凄いですね?」などと
しばし和やかにお話をすることができましたが
これも何かのご縁ですね。(^。^)
品川神社と富士塚 [歴史・レトロ・旅行]
「箱根駅伝」観戦のついでに、コースのある国道1号線
沿いの品川神社に立ち寄りました。
江戸時代はこの辺りまで海だったそうで、神社の高台は
航海する船の良い目印になったことでしょう。
この神社の特色は
石段の左手に「冨士塚」が現存していること。
石段を上がると参拝者が長い列を作っていました。
久々に冨士塚登山しましたが、その前に「富士塚」って何?
説明板によれば〜
「富士塚は江戸時代後期に盛んだった民間信仰で
富士信仰の集団・富士講の人々が富士山の遥拝場所
として造った築山のこと。
品川神社の富士塚は明治2年(1869)に北品川宿の
講中により造られ、大正11年に国道1号線建設の
ため現在地に移設された」
何と〜現在もなお
7月初旬には「冨士塚山開き」が行われ、講中一同が
白装束に身を固め裸足で登山に参加するそうです。
富士山のミニチュア版に、大人たちが神妙な表情で
登山するなんて、ちょっと滑稽な気もしますよね。
登山道はこちらから。
急な岩山を鎖を伝って登っていくと・・・
すぐに山頂の遥拝所に立つことができます。
眼下には、駅伝コースとなる国道1号線が
遠方には高層ビル群も一望にできます。
子供たちも大喜びで富士登山を楽しんでいました。
下りは結構な急勾配。
途中には「九合目」〜「一合目」の標識や
古い石碑などがいくつも設けられ
塚全体が聖域となっています。
下山口には石の鳥居と山の神・役行者の祠が
鎮座しておりました。
冨士塚は都内各所に作られていたようですが
現存するのはわずかで、しかも、古い信仰が現在でも
受け継がれている「富士講」は極めて少ないとのこと。
正月早々、貴重な体験ができました。
江戸火消しの行事に遭遇!! [祭り・イベント]
正月4日は、日本橋高島屋へ。
手前側が国指定重要文化財の重厚な本館で
その先には〜
昨年9月にオープンしたばかりのピカピカな新館・
「日本橋高島屋S.C」が新旧隣り合わせており
ここが日本だとは思えないような
超ゴージャスな景観が出現しておりました。
両館の間はプロムナード風の通路(ガレリア)で
憩いの場所となっていますが
開店時刻10時前に到着すると、ただならぬ様子に?
幸運にもこれから〜
「江戸消防記念会/第一区」による伝統文化
”新春はしご乗りと木遣り唄”が行われるとの事。
ガレリアに集合した江戸火消し団の皆さんは
木遣り唄を唄いながら本館へと向かって行きました。
それにしても大都会の真ん中で
突然、とんでもない光景に遭遇するなんて?!
その間、ガレリアの一角では
ハシゴと鳶(トビ)道具を手にした皆さんが
はしご乗りイベントの準備に掛かっています。
なので、一番良い場所を確保して
これから繰り広げられる伝統行事の開始を
ワクワク気分で待つことに。
やがて本館から戻ってきた団員たちも加わり
高さ6.5mの竹製はしごをがっちり固定。
この上で江戸時代から伝わる「はしご乗り」の妙技が
2人の団員により披露されました。
目の前で繰り広げられる江戸伝統文化。
私ゃ〜まるで夢でも見ている気分でした。
はしご乗り終了後は、粋な着物姿の女性の司会で
火消し団員さんと高島屋幹部の相互ご挨拶。
高島屋店長も半纏姿でお礼の挨拶を交わし
三本締めで新年伝統の行事が無事終了しました。
静けさを取り戻したガレリア。
私ゃ〜何も知らずにやってきたのに何という幸運。
こいつあ〜春から縁起が良いわい〜!
新春パワーを貰った後は
これまでのデパートの常識を覆したような
とてもおっしゃれ〜な新館を隈なく巡って
好奇心が存分に満たされた一日でした。
「第95回箱根駅伝」を観戦! [祭り・イベント]
正月3日は、箱根駅伝大会の復路を観戦しようと
最終10区コースとなっている北品川の国道1号線
品川神社前へ出掛けました。
向う側の建物は、京急・新馬場駅です。
通過予想時刻13時8分よりかなり早目の12時55分に
先頭ランナーが白バイの先導で疾走してきました。
先頭は、東海大のアンカー郡司陽太くん。
あれ〜往路トップの東洋大は抜かれちゃったんだ?
そして2番手は往路6位という不本意な成績だった
王者・青学大が猛烈な勢いで追い上げて10区でも
一つ順位を上げ、何と2番手に着けてきたのです。
3番手は、往路1位だった東洋大。
東海大と青学大に抜かれ順位を落としてしまいました。
以下、沿道で応援する人たちの大声援の中
各大学のアンカーたちが自校の名誉をかけて
ゴールの大手町へと疾走したのでありました。
翌日の朝刊には早速こんな記事が!
後続の青学大の追い上げをかわし
初の総合優勝を成し遂げた東海大アンカー郡司くんの
素晴らしい笑顔が印象的でした。
東海大の初優勝はさることながら
大会4連覇中の王者・青山学院大が往路6位という
屈辱の成績から奮起し、大会新記録の勢いで
総合2位を勝ち取ったのはさすがでした!
箱根駅伝の観戦はこれで3度目ですが
今回は稀に見るハイレベルの大会でした。
今月27日開催の「勝田マラソン」も楽しみです。