東京都現代美術館がリニューアルオープン! [展覧会・ギャラリー]
3月29日にリニューアルオープンしたばかりの
東京都現代美術館に先日行ってきました。
私にとっては2000年の
「三宅一生展」以来、実に19年ぶり。
最寄り駅は、地下鉄・東西線「木場」駅から
広大な「木場公園」に沿って、徒歩で約15分。
「M0+」の看板が目印です。
「木場」と言えば、江戸時代からの貯木場。
埋立てで生まれた広大な公園内には
途中、木場の歴史を残そうと
プールに材木いかだを浮かべたモニュメントも。
「木場第2公園」を過ぎると・・・
突如、大きな建物が目の前に!!
午前10時に一番乗りで入館すると
ものすごく広い〜!!!
三角形の窓で切り取られた景色も絵になります。
現在はこんな企画展を開催中!
他にもMOTコレクション(常設展)会場も。
撮影OKの展示室もありました。
吹き抜けの広い展示室には「仮置きの絵画」が!
壁面でなく床置き状態の作品。
ビール瓶ケースの台に置かれた屏風仕立ての大作は
なんと私の敬愛する現代アート作家・会田 誠では〜!
超得した気分でした。
広い館内には美術図書館やミュージアムショップ
様々な施設がたくさんあります。
中でも、地階レストラン「100本のスプーン」と
カフェ&ラウンジ「二階のサンドイッチ」は
オススメみたいですよ。
今回は「100本のスプーン」を利用しましたが
自由に持ち帰れる”モナリザ塗り絵付き”の
カラー印刷メニューが凄すぎる〜!
リッチなお一人様ランチタイムでした。
今宵は「平成」という一つの時代が終わり
新たに「令和」時代が始まるという歴史的場面に
立ち会えて、何とも不思議な気分。
テレビはどこも両時代を跨ぐ特別番組ばかりで
今宵はまるで〜大晦日状態?
そんな私はテレビ東京「池上彰の改元ライブ」を
ウオッチング中。
ありがとう〜平成! さようなら〜平成!
まもなく「令和」がやってくるぅ〜!!
SONO家は新緑の候 [ライフスタイル]
4/15に「SONO家は〜芽吹きの候」という記事を
をアップしましたが、あれから2週間が経過して
現在はすっかり”新緑の候”と化しました。
ちょっと目を離すと、表札と郵便受けが
アイビーの新芽で覆い尽くされてしまうので
日々のメンテナンスが欠かせません。
新緑の効果で庭が生きかえったよう!
ヤマボウシは既に花芽をつけちゃって。
数週間後には大きい白い花が
たくさん咲くことでしょう。
シャラも負けじと、白い花芽を覗かせています。
こちらも来月末頃には風情のある
ツバキのような花が咲く予定。
大型連休に突入はしましたが
お天気が気まぐれなので
まだまだ冬物衣類の出番がありそうですね。
暖かくなったら
ガーデンでバーベQでもやろうかな。
人気絶頂の海浜公園は人の山なので
当面近ずけそうにもありません。
この際、”SONO家の杜”で我慢しようかな?
クラフト市とオルガンとそば屋さん [アート・カルチャー]
なんとかお天気が持ち直してきたので水戸芸術館へ。
何故かというと今日は
青空クラフト市とパイプオルガンコンサートを
同時にやるからなんです。
食べ物の店がたくさん出ていて、皆さん楽しそう!
タワー前の広場では、今日と明日の二日間
「あおぞら食堂」と「青空クラフト展」が開催され
野外ステージでは若者たちのコンサートも。
木、石、革、金属、布、ガラス、紙、植物・・
様々なジャンルのクラフト作家さんの店を
見て回るのは凄く楽しい〜!!
な・なんと〜ご近所の東中根団地にお住いの
お二人が出店されておりました!
二人ともコミュニティギャラリーで開催の
クラフトアート展に出品して頂きましたが
こちらでもお会いするとはねえ。
木製時計の川瀬さんのお店では
店主も一緒に撮ろうとしたら
あらら〜逃げられちゃいました。(*^ω^*)
一方、こちらは木製オモチャの田村さんのお店。
遊び心満載の楽しいオモチャに惹かれて
子供連れの若いご夫婦に大人気でしたよ。
クラフト見物の合間にはパイプオルガンの演奏も。
知ってる曲目が多く、とても癒されました。
“あおぞら食堂”が混んでいたので
ランチは中央ビル通りの老舗ソバ処「萬(よろず)庵」へ。
ここはあの小澤征爾さんが
水戸芸術館に来る度に立ち寄られるという
知る人ぞ知る〜伝説のお蕎麦屋さん!
気にはなっていたけど
いつもは店の前を通り過ぎるだけで
入るのは今回が初めてなんです。
幸いにも客は私一人だったので
感動のあまり?店主の老夫婦にヒアリング。
40年程前からやっているそうですが
近く新市民会館の建築工事が始まるので
旧京成デパートと周辺の商店は撤去されることに。
他の店は別な場所で再開するようですが
こちらの店は残念ながら6月20日で店仕舞い!!
初めてこの店に入ったのに
話しを伺ってなんとも寂しい限り。(涙)
小澤征爾さんは残念がられることでしょうね。
ともあれ、色んな出会いがあった一日でした。
ムームームームームー尽くし!? [好奇心・謎解き]
昨日は然々教室が終わってからライブラリーを覗くと
不要となった雑誌類がいくつも束ねてありました。
ライブラリーカフェだけに
毎日のように膨大な数の新刊・新書が入ってくるので
古い雑誌類の整理・処分は大変な作業ですよね。
そうしたらその中に
私が特に興味のある月刊雑誌「ムー」を発見!
書店ではいつも立ち読みするばかりで
自慢じゃないけど一度も購入したことはありません。
お宝を発見して嬉しくなり、オーナーに交渉し
とりあえず2束だけ頂戴することに。
帰宅してから広げてみたら39冊も!!
ムームームームーと
床一面ムー尽くし〜となりました。
このうち私的に関心のあるテーマ
”日本の古代史”関連8冊をチョイスして
優先的に読むことにしましたが
「飛鳥とペルシャ」「聖徳太子の真『未来記』大予言」
「禁断の古神道『天岩戸・・」「伊勢神宮と異端文書・・」
などなど、好奇心を刺激されるタイトルがわんさか!
ボケ防止には効果的だけど
これじゃ〜時間が幾らあっても足りないよね?
ところで、現在、然々の森ではヤマザクラが見頃です。
今日から新元号に切り替わる大型連休に突入!
散歩がてら「然々ランチ」に行こうかな。
明日は常陸那珂港区に
大型外国客船「セブンシーズ・マリナー」が
ネモフィラの見頃に合わせて初寄港するそうな。
何かと誘惑?の多い新緑のこの時期。
うまく時間配分しないと
肝心の油彩画大作が終わらなくなっちゃうよ。
「第60回記念ノン・ブラック展」のお知らせ [展覧会・ギャラリー]
ノン・ブラック展は今年60回目を迎えます。
なので、印刷物には「記念」の文字が誇らしげに!
さらに4月1日から、会場となる県民文化センターが
「ザ・ヒロサワ・シティ会館」の名称で
呼ばれることになリますので、ご注意下さい。
本展は「公募展」なので
一般の方でも自由に出展頂けます。
下記の公募要綱をご覧の上、奮ってご参加下さい。
なお今回は「記念展」ということで
出品者全員に豪華な?図録がプレゼントされます。
引き続き新しい情報が入り次第
こちらのブログでもお知らせしていきます。
2019年4月第4週の然々教室 [アート・カルチャー]
冬に逆戻りしたような寒さにもめげず
本日の第4週コースには
なんと7名の皆さんが参加して熱気ムンムン!!
本物より美味しそうなスイーツを目指して
楽しく&熱く取り組んで頂きました。
第2週コースのブログをご覧になった学習効果?
のせいか、立ち姿勢で描かれた方が多かったかも。
小沼さんは持参した焼き菓子を並べて・・。
袋から取り出す時に一枚割れちゃいましたが
終わってみれば何事もなかったように?
上手に仕上がりましたね。
毎回ゴージャスなパンやケーキを持参される会沢さん。
今回も美味しそうな菓子類が、ど〜んと並びましたが
右側の抹茶色のお菓子が気になります。
出来栄えもいい感じですよ。
沼田さんは絵を描く前から
今日も頑張るぞ〜みたいで、気迫十分!
特に、菓子類の配置には特別のこだわりが!
線描きと色付けのバランスが絶妙!
ホンモノより美味しそうに仕上がりましたね。
ここからは「然々特製スイーツ」の出番ですが
見るからに難しそうな気も。(@_@)
描かれたのは、大森(則)さん(上)と
第2週コースから参加された金澤さん(下)。
お二人とも形はしっかり描けてますので
主役のチョコレートケーキなどの色に
アクセントを付けるともっと良くなりますよ。
こちらは主役のケーキの種類(色)が異なるタイプ。
(おじさんには名前が分からないのが悲しい?)
伊藤さん(上)はペンの線が生き生きしてますね。
特にお皿の表現は見事です!
第2週コースから参加された関田さん(下)は
ペンの線の太さにメリハリをつけると
もっと出来栄えが良くなりますよ。
初心者には手強そうなモチーフなのに
お二人とも最後までよく頑張りましたね。
ということで平成31年4月の教室はこれにて完了。
令和元年5月10日には、常陸太田市の「鯨ヶ丘」に遠征し
合同で「野外スケッチ会」を行います。
現地での集合は午前10時に
「梅津会館」前の市営無料駐車場です。
*
道順の分からない方、運転に自信のない方は
午前9時半までに然々駐車場にご集合下さい。
何台かに分乗して出掛けようと思います。
*
雨天の際は通常通り
13時から然々で行いますので
描きたいモチーフを各自ご持参下さい。
何か不明な点あれば、SONOまでお電話ください。
か・き・つ・ば・た [展覧会・ギャラリー]
久々に東京・南青山の「根津美術館」へ立ち寄りました。
ここは東洋古美術品を収蔵する私立美術館で
毎年この時期には、同館が所蔵する
国宝「尾形光琳の燕子花(かきつばた)屏風図」が
5/12までの1ヶ月間、特別展示され
多くの愛好家で大変賑わいます。
世界的建築家・隈研吾氏がリニューアルに携わった
同館の広々としたロビーは、全面ガラス窓越しに
緑滴る日本庭園が圧倒的迫力で映し出される
という、私好みのインスタ映えな景観なんです。
古代中国やインド・ガンダーラ出土の
趣きある石仏を眺めながら
期待の燕子花図の展示室に足を踏み入れると
そこは「寿ぎ(ことほぎ)の江戸絵画」の世界。
「燕子花図屏風」前に用意されたソファーに
腰を掛け、夢見心地で対面する和服姿のご婦人も。
江戸時代を代表する天才絵師・尾形光琳が
手掛けた国宝「燕子花図屏風絵」は
総金地に濃淡の群青色と緑青色だけで描いた
屏風(縦151x横358cm)2枚で構成。
リズム感のある単純化した構図で
まさに絵画性とデザイン性の見事な融合。
これが江戸時代の作とは驚くばかり。
現代アートにも通じる大胆な技法では?
(内部は撮影禁止なのでパンフより抜粋)
同館の更なる魅力は、傾斜地形を利用して構築された
趣きある日本庭園で、ここが都会のど真ん中で
あることを忘れさせるほど。
迷路のように巡らされた狭い散策路を進めば
絶妙に配置された年代物の灯篭や苔むした石像や
石碑などが、目の覚めるような新緑やツツジなどと
相まって、スペシャルな景観を呈しています。
坂道を下り切ると
カキツバタの植栽された池があるのですが
残念ながらまだ開花には早かったようです。
参考までに、2016年に行った時には
ちらほらと咲き始めておりました。
国宝の屏風絵と植栽されたカキツバタの両方を
同じ美術館で見比べられるなんて
贅沢と言うか、粋な気分になりますよね。
仕上げに、庭園を眼下に見渡せる
「Nezu Cafe」で休憩したかったのですが
長い行列ができていて〜とても無理。
後ろ髪引かれる思いで美術館を退出しました。
ところで現実にかえって
ショウブとアヤメとカキツバタの見分け方
分かるかなあ?
絶景ネモフィラ日和!! [自然・生物・環境]
午前中、混雑覚悟で開園時刻9時に行きました。
ところが平日のせいか余裕で入れちゃって。
案ずるより産むが易し〜ですね。
日中は初夏のような素晴らしいお天気。
ネモフィラは今年最高の見頃でした〜!
前撮りのカップルが2組も。
ハグしたり、手をとって見つめ合ったりと
お暑い中でお熱いポーズを披露したりして・・。
それにしても素晴らしい景色ではありませぬか。
青空あってのネモフィラの絶景!
天空に続くブルーの絶景!
あまりに美し過ぎてコメントが浮かんできません。
ネモフィラだけでなくチューリップもお見事!!
まるで、盆と正月と端午の節句?が
同時に来たようなとんでもない景色でした。
八重桜にも魅せられました〜!
今日も敬愛する然々のオーナー阿部さんと遭遇!
20分近くお話しをしちゃいました。
「中国語ではチューリップのことを
『中唇』って書くそうですよ」な〜んて
怪しげな?ダジャレまで飛び出したりして。
それにしてもSONO家のご近所にある
世界的な観光スポットに、まるで裏庭のように
気楽に出入り出来るなんて、何という幸せ者。
これにて今年のネモフィラ・レポートは
打ち止めと致しまする。
パワースポットの春祭り [祭り・イベント]
今や最強のパワースポットとして
若者を中心に絶大な人気を誇る御岩神社で
昨日と今日の二日間「春の回向祭」が催されました。
そこで正月に参拝できなかった我々も
賞味期限切れ?の御札を持参して出掛けることに。
午後から行ったせいか
予想したより参拝客はやや少なめでしたが
それでも若いカップルや女性グループなどで
昼なお暗き境内は華やかに賑わっておりました。
この時期は、ヤマザクラは勿論のこと
シャクナゲ、マムシグサ、ショウジョウバカマ
シャクナゲなど様々な花や山野草が
一斉に咲き出すので見応えがあります。
真新しい注連縄がかけられた森の巨人・三本杉。
長い参道を進むにつれて、辺りの空気が
少しずつ清浄になっていくように感じます。
宝暦4年(1754年)の銘が刻まれた
不思議な仏具「摩尼車」は、参拝客に大の人気。
一応、神社という事になっていますが
水戸藩時代からの神仏習合の名残で
苔むした石仏たちにはずらりと線香が。
この日ばかりは、室町時代の作といわれる
霊験あらたかな秘仏・大日如来坐像もご開帳!
御神木の傍には美しいシャクナゲが!
御神木からパワーを授かろうと
熱心に木肌に手を触れる女性たちも。
長い参道と石段を何度も上がって
ゴールの御岩神社に到着。
最強のパワースポットで
さらなる幸せを祈願する善男善女たちでした。
このところ気分が優れず、運気低迷中の私ですが
神頼みのつもりで来てみれば
幸運にも旧知の神主さんに境内で出会い
久々にお話する事ができました。
知り合ったばかりの約10年前は参拝者も少なく
もの寂しい神社だったのに
なんという変貌ぶり!
これがキッカケで運気が変われば良いんだけどねえ。
特別展「東寺・空海と仏像曼荼羅」へ [展覧会・ギャラリー]
上野の国立博物館で開催中の「東寺展」へ行きました。
実は2012年に京都観光した際に同寺へ立ち寄り
仏教界のスーパースター
空海が構築した密教世界・立体曼荼羅
を拝観して圧倒されたことが。
でもその時はあまり時間がなくて、ザッとしか
見れなかったので、今回は期待を込めて臨みました。
でもその前に腹ごしらえ。
上野駅アトレ内にある「麻布茶房」の
大好きなお一人様向け窓際席でランチです。
平成館の巨大な看板前は
”記念撮影スポット”になっておりました。
現地のお寺を参拝しても見切れなかった
膨大な数の国宝・重文類が上野のお山に大集結!
こんなに持ってきちゃって
実家の方は空っぽじゃないの?と、余計な心配を
したくなるほど見応え十分な展示でした。
最後の大展示室には
東寺講堂内の立体曼荼羅を構成していた
仏像群のうち、15体もが集結して凄いことに!!
流石に、ご本尊の大日如来様はお留守番です。
こちらの「帝釈天騎象像」のみが撮影OKでした!
素足で象に乗った凛々しいお姿の仏様。
武器や武具で派手に固めた荒々しい出で立ちの
他の仏像群とは全く異なり
とても優しそうな表情で親しみを感じました。
最もイケメンな仏様を至近距離でしっかり撮影!
現地では撮影禁止だったので、お得な展覧会でした。
【参考までに】
7年前に立ち寄った東寺の南大門(正門)です。
広い境内にある「講堂」内の聖空間には
大日如来を中心に多数の仏像を配置した
「立体曼荼羅」が構築されておりました。
平成館を出た後
博物館本館裏手の庭園が公開中(通常非公開)
なので、美しい新緑を愛でつつ散策してきました。
この一帯は元々寛永寺の境内だったそうな。
庭は何度も改修が重ねられ
現在は池や築山、5棟の茶室が点在する
広大な和風庭園となっています。
同展の概要は
こちらのパンフレットでご覧あれ。