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坂田ミギーのトークイベント [祭り・イベント]

今夜、然々で「旅がなければ死んでいた」の著者
坂田ミギーさんの出版記念トークイベントがあり
参加してきました。

本は今年9月に然々オーナーのお勧めで購入した
もので、このブログでも紹介済みです。

仕事のやり過ぎで吐血するほど体を壊し
ウツ病にまで陥ったミギーさんは
一大決心し、退職して旅に出ることに。

アラサー・独身・彼氏なしという三重苦?を
抱えながら奇想天外なバックパッカー
世界一周ひとり旅をして
人生観が一変するという感動ノンフィクション。

こんな怖いもの知らずの豪快な?女性に
一度会ってみたいものと思っていたのが
本日実現しました!

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店内は約50名近い参加者でぎっしり!
よくぞこんなにも大勢の方が集まったもの。

モンゴル〜ギリシャ〜インド〜ネパール〜チベット
ケニア〜ナミビア〜ブラジル〜ペルー〜南アフリカ
アメリカ〜本に書かれていた体験談や裏話などを
とびっきりの笑顔で話ってくれました。
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男でもビビるような世界一周の旅がきっかけで
ケニアの首都ナイロビにあるスラム街キベラで
暮らす貧しい子供たちに、給食を支援する活動
を著書絡みで展開しているそうです。

「旅がなければ死んでいた」の感想・レビューを
投稿すると1件につき、スラムの学校に給食20食
が届けられる仕組みになっています。
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休憩と質疑応答を含め約2時間、終了後はサインも。
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私もありがたく、サインと元気を頂戴してきました。
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続編というか番外編も出版されたので早速ゲット!
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久々に、夜の然々イベントに参加して
若い皆さんの熱気をたっぷり浴びてきました。

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横浜市開港記念会館へ [歴史・レトロ・旅行]

横浜市関内地区のビジネスホテルに泊まりました。
近くには時計塔のある「横浜市開港記念会館」という
国指定重要文化財のエキゾチックな建物があります。

この辺りには同様な塔が3ヶ所あり
それぞれキング、クイーン、ジャックの愛称で
親しまれており、合わせて「横浜三塔」として
親しまれています。

ここ「ジャック」は三塔のうち最も好きな建物です。
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せっかく来たので内部を見学することに。
外壁は赤レンガ造りで、赤と白のストライブ。
スリムな時計塔が印象的な美しい外観です。
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付近は福井藩が開設した商館があったそうで
輸出用生糸の取引も行われていたとか。

建物は明治42年に開港50周年を記念して
建築され大正6年に完成。
その後、関東大震災で被災して再建。
戦時中は被災は免れたものの
終戦から昭和33年まで米軍により接収。

様々な歴史を潜り抜けた建物の周りには
幾つもの記念碑が並んでいます。
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その中に「岡倉天心生誕之地」の石碑が!
北茨城市にも岡倉天心の足跡を記念した
県立天心記念五浦美術館がありますが
この場所と繋がっていたんですね。
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ボランティアさんの説明を受けながら
2階に上がると素晴らしいステンドグラスと
幾何学装飾の施された格好良い窓が〜!!
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特に興味のあった時計塔には
こちらの螺旋階段から登れますが
特別な日以外は立ち入り禁止ということで残念!

説明して頂いたボランティアさんに
北茨城市にも天心が活動した史跡と
彼の名を冠した美術館がある旨を伝えたら
ご存じなかったようで大変驚いておられました。
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建物のすぐ目の前には「神奈川県庁」があります。
この建物は「キング」の愛称を持つ塔があり
見学できるとのことで立ち寄ってみることに。

外は雨が降り続いておりましたが
好奇心が先立って全く気になりませんでした。

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絵になる玩具で幸せ気分に [ライフスタイル]

丸3日間、自宅を留守にして帰宅してみれば
家の周囲も玄関先も落ち葉だらけ。(^。^)
この分だと、1週間も不在にしたら
海浜公園の雑木林遊歩道みたいになっちゃうとか?
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「クイーンズスクエアー横浜」の玩具ショップで
見つけたブリキのサインボードを
玄関前のシャラの木に取り付けてみたら
秋色に染まって良い感じになっちゃった。
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同館内で開催中の「北欧屋台」で見つけた
デンマーク製のあどけない表情の少女人形。
内藤洋子さんのカントリードールを思わせる
素朴ながらもしっかりした作りで超私好み!
やや高価なのに思わず手が出ちゃって。
スケッチをポストカード化したら人気出るかも?

彼女の足元にあるのは
アンティークなオートバイと自転車。
こちらは中国製の安物ですが
絵のモチーフになりそう〜?とゲット。
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いい歳して子供じみたものを買ってきて
と言われそうですが、これも好奇心の成せる業。
絵になりそうなものが周りにあると
とても幸せな気分になります。(*^_^*)

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豪華なツリー&イルミネーション特集 [アート・カルチャー]

しばらくご無沙汰しておりました。

東京・横浜方面でアート三昧してきたので
一足先に豪華なクリスマスツリーと
イルミネーションの画像をお届けします。

まずは「横浜ランドマークプラザ」から。
広々とした吹き抜けのある空間に
2基の大型ツリーが鎮座しておりました。
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さらにその先の「クイーンズスクエア横浜」では
時間が来るとメカが一斉に動き出し、音楽を
演奏するという、楽しい〜からくりツリーも。
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一方、屋外では「ドックヤードガーデン」の
絶景イルミネーションが凄過ぎます。

地上70階、最頂部296mという
巨大な「横浜ランドマークタワー」を借景にして
何という素晴らしい演出!
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日本に現存する商船用石造りドックとしては
最も古い「旧横浜船渠第2号ドック」を
後世に伝えるべき資産として生まれたのが
「ドックヤードガーデン」。
高さ10m 横幅約29mの船型石壁に沿って
美しく輝く光景は、言葉では表現できないほど。
完全に圧倒されました〜!!
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すぐ近くでは「帆船・日本丸」(重要文化財)と
「よこはまコスモワールド」大観覧車の
イルミネーションコラボも。
まさに港ヨコハマの魅力躍如といった感じです。
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東京駅丸の内の商業施設・KITTEでは昨年まで
本物の巨大なモミの木を輸入して、三角形の
吹き抜け空間に据えた本格ツリーでしたが
今年は少し様子が異なり、やや地味目な演出に。
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ツリーのそばには巨大なスタバのコーヒーカップの
オブジェが設置され、中でコーヒーの試飲が
行われているようでした。
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1階テナントショップの一角で
わが町自慢の「サザコーヒー」を発見!!
看板メニューを見たら、何ともお高いコーヒーばかり。
それなのに満席とは、東京の客はリッチだこと。
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最後は、六本木ヒルズの真紅の布で作られた
まるで貴婦人のドレスのような
超おっしゃれなツリーでした。
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この後も、私の大好きな「港・ヨコハマ」の様子を
随時ご紹介していきます。

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ONCE UPON A TIME IN ‘76 [読書・音楽・映画]

ファッションクルーズ内の書店に立ち寄り
男性情報誌コーナーを眺めていたら
「76年特集」のこちらの雑誌に目が釘付けに。
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ページをペラペラめくっていたら、あらら〜
「読書の秋、生誕百年のサリンジャーを読みたい
という見出しを発見!!

サリンジャーと言えば、今読んでいる「ライ麦畑で
捕まえて(The Catcher in the Rye)」の著者。
今年が生誕百年とは、なんという偶然でしょう!
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この物語は、語り手であり主人公の16歳の少年
ホールデン・コールフィールドが、起承転結の
ないまま、自身のハチャメチャな体験を語るという
これまで私が経験したことのない不思議な形式で
書かれており、最初のうち戸惑ったものでした。
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さらに別なページには「角川映画の幕開け」として
先日取り上げたばかりの映画「人間の証明」が紹介
されておりましたが、両者が偶然にも1976年とい
時代背景で繋がっていたとは?!
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雑誌には1976年の日米年表が付いており
この頃から日本でも若者文化が一気に開花して
活気がみなぎってきたことが理解できます。

片岡義男「スローなブギにしてくれ」、「徹子の部
屋」放送開始、キャンディーズ「春一番」、雑誌
「ポパイ」創刊、アントニオ猪木vsモハメド・アリ
異種格闘技戦、カーペンターズ黄金時代、アップル
ンピュータ設立、「日清焼きそば UFO」発売
口百恵「横須賀ストーリー」、ゴダイゴがデビュー
矢沢永吉ソロライブ、村上龍「限りなく透明に近い
ブルー」芥川賞、角川映画「犬神家の一族」、ピン
クレディ「ペッパー警部」でデビュー、東急ハンズ
一号店オープン、山下達郎ソロデビュー、松任谷正
隆と荒井由実が結婚! などなど。

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1976年の主な出来事をピックアップしただけでも
この時代はとんでもない勢いがありました。

そんなこととはつゆ知らず、こちらの2冊の本を
偶然にも私が入手したのも何かのご縁。
まさに〜「SONOも歩けば不思議にぶつかる?」
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お天気の悪い日は一人静かに読書に限りますね。
なんか無性にカリントウが食べたくなっちゃった!

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2019年11月第4週の然々教室 [アート・カルチャー]

今月は「SONO仲間アート展」の疲れが出たのか?
第2週コースの参加希望者が激減のため
本日の第4週コースのみの開催としました。

冷たい雨の中、なんと13名の皆さんが参加され
ジャンボテーブルの周りは身動きが取れない
ほどの盛況ぶり! (*^ω^*)
うちお一人は先の「SONO仲間展」を見て
ぜひやってみたいという男性・飯泉さんでした。
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今日のテーマは「ポストカードを作ろう!」。

この時期ならではの自作カード作りを楽しんで頂こうと
用意したポストカードサイズの水彩画用紙を使って
クリスマス人形や各種人形、ミニカーなどの
小ぶりなモチーフを気軽に描いて頂きました。
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早い方は一気に2〜3枚も描き上げてちゃって。

描いたものは持参したプリンターを使って
スキャナーで入力&編集してから
宛名付ハガキ用紙にプリントするサービスも。
(来月もプリントサービス?をやりますので
ポストカードにしたい作品を選んでおいて下さい)
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出来上がったものをいくつか並べてみましたが
どれも微笑ましい出来栄え。
こんなカードを貰ったら嬉しいですよね。
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こちらは初参加・飯泉さんの作品(F2サイズ)。
久々の男性メンバーさんに期待してま〜す!
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来月は12/13(金)と12/20(金)の開催です。
第4週コースは年末のため繰り上げて第3週に
開催しますので、ご注意の程を。
これが今年最後の教室となりますので
ふるってご参加下さい。

テーマは、年末の恒例となった
「ランチメニューを美味しそうに」ということで
自家製ランチやコンビニ弁当
あるいは然々さんのスペシャルランチなど
絵になりそうなランチを各自ご持参下さい。
和食でも洋食でも中華でもオッケーです。

なお本日から来年の予定表をお配りしております。
まだ入手されてない方は
教室参加時などに申し出て下さい。

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初めは「キットカット」から [好奇心・謎解き]

真っ赤なパッケージが印象的な「キットカット」。
赤色系大好きな私にとって元気の貰えそうな
お気に入りのチョコレート菓子なんです。
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コーヒーのお供に最適なキットカット。
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最近、環境に配慮してプラスチックだった外袋を
紙のパッケージに切り替えたんだとか。
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そう言えば、お世話になっている然々さんでも
ストロー紙製に替えたそうで
今や食品業界がこぞって脱プラスティック化を
展開中のようで、とても喜ばしい限りです。
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でも、ストローの語源は麦わらだったはず。
子供の頃は実際に麦わらを使っておりましたよ。

なので、ストローハットとは「麦わら帽子」のこと。
ところで、ストローハットといえば〜

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かつて角川映画で大ヒットした人間の証明
(原作;森村誠一)の忘れられないキャッチコピーが

「母さん、僕のあの帽子、どうしたでしょうね?」

あの帽子とは、黒人青年ジョニー・ヘイワードが
子供の頃お母さんから買って貰い、気に入って
被っていたストウハ=ストローハットのこと。

これが来日した黒人青年殺人事件の
謎解きのキーワードとなりました。
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日本とアメリカを繋ぐ知られてはならない母子の
悲しくも切ない物語〜それが「人間の証明」。
多くの観客の涙を誘ったものでした。
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ところで
「僕が愛読していた小説、どうしたでしょうね?」
若い頃、カッパブックで購入した記憶があるのですが
どこかへ消えちゃった??

もう一度読み返したくなって
またしても文庫本を買ってしまいました。

出来ることなら、映画が公開された1976年頃の
若かりし時代にタイムスリップしたいもの。
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「キットカット」から
思わぬ展開になってしまいましたが
若い頃の記憶って凄いものですねえ。

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大洗・ガルパンストリート?? [祭り・イベント]

磯浜古墳群のある「おでぃば山」を海側の方向に
下山したら、普段は静かな「曲松のれん街」の
レトロな通りが歩行者天国になっており
大勢の人の群れでトンデモないことに〜?!
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至る所に飲食の露店が出ていて大にぎわいでした。
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車体をガルパン・アニメでバッチリ装飾したマニア
ックな車が、全国各地から30台以上も路上に並び
それを更にマニアックなガルパン・オタクが取り囲み
覗き込んだり撮影しまたりという異様な光景が
展開されちゃって、凄いことに。(*☻-☻*)
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見るからに風采の上がらない軽食店にも長蛇の列が!
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痛車の前でポーズを決めるコスプレ女子。
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ガルパンと言えば戦車が付きもの。
コスプレ女子たちが大型戦車模型の中に入って
格好良くポーズを決めておりました。
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自慢の戦車について
マイクで延々とウンチクを語る戦車狂オヤジも
おられましたが、殆どオタクの極みですね。
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「おでぃば山」から下山して「ガルパンストリート」
まで制覇し、たっぷり一万歩以上も歩いちゃった。
仕上げは老舗蕎麦処「常陸屋」で〜天ざるでござる!
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「大洗あんこう祭り」には約13万人も集まったそうな。
メインの会場は大洗マリンタワー広場なのですが
とてもじゃないけど、そこまで辿り着くのが至難の技。
古墳にコーフンした後、ガルパンで更にコーフン!
久々にやってきたこの日の大洗には大満足でした。

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水彩用ポストカード選び [アート・カルチャー]

今月の然々教室のテーマは
   ポストカードを作ってみよう!

これまでは主にF2サイズの用紙に描いていましたが
たまには違ったことをしてみようとこのテーマに。

その前に、目的に合った用紙を見つけてこなくちゃ
ということで、ジョイフル本田の画材売場を探すと
通常の絵手紙用紙とは別に、水彩用のポストカード
用紙を見つけました。

然々教室で推奨している「コットマン」が置いて
ありましたが、あいにく細目は置いてなかったので
中目で代用することに。
比較のため他社製「ヴィフアール」(細目)も購入して
みました。(どちらも30枚入り300円程度)
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ポストカードサイズにふさわしいモチーフとして
小さめのクマさん人形を並べて、コットマン用紙に
ペン描きしたら、ペンの運びがスムーズで描き易い!
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さらに彩色してみたら水の染み具合も上々で
とても良い感じに仕上がりました。
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次にヴィフアールの用紙を使って、ミッキーマウス
を描いてみました。大きな違いはなかったものの
やはりコットマンの方が紙が白くて厚みがあり
ほぼ同じ価格なので、コットマンの方が良さそう。
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調子に乗って、今度は外車のミニカーに挑戦!
左が人気のミニクーパー、右がフィアットです。
斜め方向から描くのは結構手強かったけど
どうにか出来上がり?!
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画材選びがうまくいけば皆さんにも勧められるし
こだわって良かった。金曜日をお楽しみに?!
今回見つけた用紙は皆さんにお配りしますので。

第4週なので12時からのスタートです!
  遅れないようご注意ください。

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おでぃば山日和 [歴史・レトロ・旅行]

今日は、愛読者・ポテト姫さまのオススメで
大洗町の「磯浜古墳群」のある「おでぃば山」へ
実に10年ぶり(もっと前かも?)でした。

ところが今日は「あんこう祭り」の開催日とあって
いつもの海岸側道路は交通規制が行われており
とてもじゃないけど駐車するのはムリ!

なので悪知恵?を働かせて、山側道路沿いの
某ホームセンターに駐車させてもらい
おでぃば山の裏側から登ろうと歩いて行くと
道の入口には親切にも案内板が!
なんと〜同古墳群はこの度「国指定史跡」
指定されることになりました。(拍手)
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同古墳群には全部で4基の古墳が現存するそう
ですが、このうち国指定となるのは
姫塚日下ケ塚(常陸鏡塚)車塚古墳の3基。
他の1基は、前方後円墳の坊主ケ塚古墳ですが
個人宅内にあるため指定されなかったのかも。

最初にあるのは、見上げるような巨大な円墳
(直径90m、高さ13m)「車塚古墳」。
円墳としては全国3番目の規模だとか。
せっかくなので登ってみました。
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椎の巨木が生い茂る急勾配の墳丘を登っていくと
視界が開けて、頂上には小さな祠が鎮座。
3〜4世紀という、言わば日本(ヤマト)の黎明期に
よくぞ堂々たる”人工の山”を築いたもの。
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ここからの眺めは実に素晴らしく
筑波山をくっきりと見ることができました。
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すぐ近くには今回初めて見る「姫塚古墳」が。
もしかして女性が葬られているのかも?
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現存する墳丘は全長30m、高さ3.5mと
やや小ぶりですが
古墳業界?では珍しい「前方後方墳」だそうな。
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さらに南側(海岸方向)に進むと
同古墳群最大の前方後円墳である
「日下ケ塚(ひさげづか)古墳」(常陸鏡塚古墳とも)が!
墳丘長約103.5mという圧倒的な存在感です。
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こちらが前方部。
周囲には空堀(周溝)が巡らされているそうです。
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くびれ部に設けられた小道を登っていくと
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後円部頂上には「日下ケ塚古墳」の石碑が。
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昭和24年に行われた発掘では
後円部の墳頂から長さ9mもの長大な粘土槨
(棺を収める室)と共に、膨大な数の遺物が
出土したというトンデモ級の古墳らしいです
いったいどんな大王が葬られているのやら?
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さらに同古墳に隣接する一段高い土壇は
異国船の襲来を警護するため
幕末に設置された海防陣屋跡。
天狗党の乱で陣屋は焼失し今は土壇が残るのみ。
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地元ではこの高台のことを「おでいば山」と
呼んでおりますが「お台場山」の愛称でした。

町を一望出来る高台に
古代と幕末の遺跡が共存するという不思議?
ポテト姫さまたち地元の歴史愛好会は
貴重な遺跡広場「おでいば山」の整備に
長きにわたり関わってこられたので
今回の朗報は特に感慨深いのでは。
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崖っぷちの土壇からは市街地が一望できました。
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あらら?桜の花が数輪咲いちゃってるけど?
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ただ今、土日祝日の10日間
大洗町文化財企画展を限定公開中とのこと。
私は残念ながら、会場の旧大貫小学校まで
辿りつかなかったのですが、皆さんもぜひ
古墳deコーフンされては如何でしょうか?
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おでいば山を下りると、そこは別世界!
「大洗あんこう祭り」で大にぎわいでした。

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