2018年9月の合同然々教室 [アート・カルチャー]
今日の然々教室は
本来ならば「鯨ヶ丘スケッチ会」の予定。
でも朝から雲行きが怪しそうだったので
残念ながら中止し、通常通り「然々」でやることに。
結局、9名の皆さんが参加され
持参した自由課題に取り組んで頂きました。
照沼さんは年代物の”ブリキの蒸気機関車”を持参。
レトロ感を表現するのが難しそうでしたが・・。
それにしても「開運・お宝鑑定団」に出したら
一体いくらの値段が付くのやら??
“これからも大事になさって下さいね”
な〜んて、某鑑定士さんの口ぐせ。( ^ω^ )
清水さんも
高級感漂う美しい金属缶とぬいぐるみを
見事に描き上げちゃって〜すごい!
京谷さんは今回も
お孫ちゃんから借りてきたらしい?
“愉快なおもちゃシリーズ”で勝負。
武川さんはピーマンと野菜・果物を
絶妙な配置で描写。
とても良い感じに仕上がりましたね。
野趣たっぷりの柿とカラスウリを描いたのは百足さん。
気が付けば、カラスウリが登場する季節に
なっちゃったんですねえ。
大粒のブドウとみずみずしい梨を
ど〜〜んと並べたのは、超元気な金澤たみちゃん。
コーヒータイムには皆さんにふるまわれて
何とも太っ腹だこと!!
4種類の野菜の特徴をよく捉えて
リアルに描き分けたのは須藤さん。
実にお見事です〜!!
紫色の植物?とカラスウリを組合わせて
季節感を表現したのは大森さん。
左側のガラス容器入り植物だけでも
十分に絵になりますよ。
コーヒータイムでは
「SONO仲間アート展」の企画書とチラシを
配布して、皆さんに心の準備をして頂きました。
次回はイレギュラーとなりますが
10月第1週の10/5(金)に合同で開催し
主に「SONO仲間アート展」に向けた出品作品の選定
などの準備作業を行い
空き時間には自由課題に取り組んで頂きます。
ご協力よろしくお願いします。
「メイプルフラワースタジオ作品展」がオッシャレ〜! [展覧会・ギャラリー]
ひたちなか市在住のフラワーデザイナー
岡崎ひろみさんが主宰する
「メイプルフラワースタジオ」の作品展が開催中です。
今回のメインテーマは、今注目を集めている
「ハーバリューム」。
オイルの中に植物を入れた”植物標本”だそうですが
不思議な魅力を秘めた美しさが!
ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの
花材をガラス瓶の中に封じ込めた
可愛い花雑貨・ハーバリウム作品を中心に
秋色に彩られた季節感あふれる小物類が
実におしゃれに演出され、思わず溜息が出そう!
受講生の皆さんの作品も多数出品されております。
初日はオープン早々大勢のお客さんが
来場され、その美しさに圧倒された様子でした。
(左端の青いショールの方が岡崎さん)
ぜひこの機会に
美しきハーバリウムの世界をご堪能下さい。
この展覧会は
勝田駅東口前のコミュニティギャラリーで
9/17((月)まで開催されます。
今年もやります〜SONO仲間アート展! [展覧会・ギャラリー]
毎年10月恒例となった「SONO仲間アート展」
7回目となる今回は、会期が早まった関係で
チラシを早めに作らなければと急いだところ
本日、ネット印刷が出来上がってきました。
出品者の皆さんは作品のご準備を〜!!
チラシはこの後配布していきますので。
日曜日の「鯨ヶ丘」エレジー [歴史・レトロ・旅行]
午前中、ノン・ブラックの集まりがあり
常陸太田市春友町の「春友工芸センター」へ。
深い緑に囲まれた敷地内に
約20体もの裸婦像が配置された
スペシャルな環境にはいつ来ても癒されます。
終了後、来週金曜日に予定している
「然々教室・秋の野外スケッチ会」の開催場所
となる「鯨ヶ丘」に、下見がてら立ち寄りました。
まずは、市営無料駐車場前の梅津会館に入館し
常陸太田市の歴史に思いを馳せたりして・・。
でも一帯を散策してみたら
商店街はまるでゴーストタウン状態?
どうやら日曜日は殆どの店が休業のようで
最初から勝負を捨ててるようなもの。
こちらの「十王坂」入り口にあるナマコ壁の古民家は
以前は2階に上がって見学ができたのに
大震災で被災して以来、ずっとこの状態のまま。
「鯨ヶ丘」には10年以上も前から
季節のイベントやスケッチなどで何度も訪れ
その度に心から感動したものでしたが
近頃は来る度に街全体が魅力を失ってきてる
という感じがしてなりません。(涙)
私の一番好きな「塩横町通り」界隈も
当時は「水竹居」の看板が掲げられた左手の古民家で
おしゃれなフランス料理店をやっていたのに
いつの間にか撤退しちゃって。
今では右手の「塩町館」のみが営業しているだけ。
何とも侘しくなってしまいました。
「塩町館」の暖簾が下がっていたので入ってみたら
あらら〜予想に反して混み合っているでは?
かつて銀行だったというモダンな佇まいの中で
味わうことの出来る”こだわりの麺食専門店”だけに
遠来の客からも人気があるようで良かった!
諦めて、東町通りに面した「山城屋」に来たら
「冷やし中華そば」のビラが貼ってあったので
気になって入ってみました。
老夫婦が営む年季の入った店内には
店のスケッチや風景、高山植物などの写真が
黒光りした壁一面に貼ってありました。
あいにく年代物のエアコンが故障したそうで
代わりに扇風機が回っていましたが・・。
店内から通りを見て見ると
車は時折通過するものの人通りは殆どありませぬ。
テレビにはNHKののど自慢大会が映っており
番組までがレトロ感を演出?しておりました。
しばらく待たされてから
「冷やし中華そば」(700円)が到着しましたが
見た目は、う〜イマイチ、さてお味の方は・・?
もしかして本日の客は私一人だけだったりして?
【その後のキジバトカップルの様子】
先月18日に巣を作ったキジバトたちでしたが
まだヒナが孵った様子はありません。
この暑さで”ゆで玉子”に?などと心配しておりましたが
今朝もオスが巣にやってきて
ボッポ〜グック〜!と鳴いているので大丈夫かも。
でも、もう3週間も経つので
そろそろピヨピヨ声がしないかなあ?などと
余計な心配をする実家のGGでした。
SONO家の秋の気配 [自然・生物・環境]
このところ大阪と北海道が立て続きに大災害に見舞われ
株価が大幅ダウンするほどの異常事態に!!
(おかげで、某体育協会幹部のパワハラ騒動が
影が薄くなっちゃった気も?)
最強の台風21号に見舞われた大阪の娘のところでも
未だ経験したことのないような暴風雨で
恐怖を覚えるほどだったとか。
幸い生活には支障がないとのことで何よりでしたが
近年は日本国中至るところで大災害が頻発し
もはやどこにいても安全な場所はありませぬ。
今まさに〜日本列島が危ない!!」
σ(;^_^;)σ
9月に入り以前より朝夕は涼しくなったものの
日中は湿度が高く、ちょっと動くと汗ダクに!
まだまだエアコン頼りの日々が続いています。
今の時期はヤマボウシが
枝中にびっしりと赤い実を付けて
一応見栄えのする?景観になっておりますが・・
朝、庭に出て見るとこんな状態で
掃き掃除が欠かせません。
青紫色のセージ(?)が、涼しげに咲いています。
普段はまるで目立たないヤブランにも
薄紫色の花が咲き出しました。
夏の間は暑くてほとんど手入れしてないので
ガーデニングは少し涼しくなってからにしようかな。
気になっていた大型キャンバスの組立・下塗りが
終わってほっとしましたが
ともかく頑張りすぎないようにしないと・・。
そんなわけで、本日のランチは
蕎麦処・市川の「天ぷらざる蕎麦」と
夕食には那珂湊・お魚市場でゲットした
初サンマが登場〜 !!
今日はとても良い一日でした。(*^o^*)
番外編〜「ブリキのおもちゃ博物館」へ [アート・カルチャー]
西洋館巡りの途中、ちょこっと寄り道して
約2年ぶりに「ブリキのおもちゃ博物館」へ。
ここはテレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」に
鑑定士として出演している
ブリキおもちゃコレクターの北原照久さんが
外国人居留区の名残漂う地域に建つ古い洋館を
改装し、1986年に博物館として開館したもの。
入館料200円を払って中に入ると
白い毛並みの看板犬が尻尾を振りながらお出迎え。
ぬいぐるみと勘違いするところでした?
1890~1960年代にかけて主に日本で製造された
玩具約3000点を常設展示しているそうで
乗り物、ロボット、キャラクター、動物など
当時の子供達に人気のあったものが勢揃い。
(同館のパンフレットより引用)
年甲斐もなく、私もブリキのおもちゃが大好き!
見るだけでなく購入したいですよね。
そんなマニアの気持ちを察してか
国内の町工場で委託製造された商品も販売。
こちらは前回の初入館時に購入したもの。
ゼンマイ動力でしっかり動く箱入り商品でした。
いつか講座で出番がやってくることでしょう。
今日も蒸し暑いけど、先日組立てたキャンバスの
下塗りを終わらせないと。
横浜山手地区の西洋館巡り〜sono3 [歴史・レトロ・旅行]
先の「ベーリックホール」のある「元町公園」を離れ
代官坂、汐汲坂など曰くありげな地名の残る
「山手本通り」をマップ通りに進むと
「末日聖徒イエスキリスト教会」の尖った塔が!
その先には、お嬢様学校として有名な
「フェリス女学院中学・高校」の長い塀が
道路に沿って続いており、一角にはこんな石碑が?
説明文によれば
”明治7年に吉田海軍中尉が、金星の太陽面経過の
観測に成功したので功績を後世に伝える”とのこと。
いろんな人達が近代日本の礎に関わっていたのですねえ。
その先には「カトリック山手教会」が。
さらに「山手公園」に向かうとこんな石碑があり
近くには「横浜山手・テニス発祥記念館」も。
日本におけるテニスはこの地から始まったそうな。
何面もある広いテニスコートからは
ボールの快音と歓声が響き渡っておりました。
最後の目的地「山手イタリア山庭園」に辿り着きました!
ここには「外交官の家」と「ブラフ18番館」があります。
「外交官の家」は明治43年に
明治政府の外交官・内田定槌邸として
アメリカ人建築家の設計で
東京都渋谷区南平台に建てられたもの。
平成9年にこの地に移築
同時に国の重要文化財に指定されました。
木造2階建・塔屋付きで、まさに惚れ惚れする外観!
館内には明治期の外交官ならではの貴重な品々も。
それにしても、当時の外交官が
こんな素晴らしい邸宅に住んでおられたとは!?
国の威信をかけて特別な待遇を受けていたんですね。
「ブラフ18番館」は
大正末期に建てられた外国人住宅で
その後、カトリック山手教会の司祭館として
使用され、平成5年に現在地に移築されたもの。
目的の西洋館を巡り終えて、JR桜木町駅に帰還。
何かとアップタウンの多いコースでしたが
次から次へと好奇心を刺激され
博物館や美術館巡りより、何倍も楽しかったです!
駅ビル内のビアホールで少し遅めのランチに。
生ビールがなんとも美味しかったこと〜!!
この日の歩数は17,000歩も!
好奇心があれば疲れ知らず〜ですねえ。
これまでのモヤモヤな気分がスッキリしました。
大型キャンバスの組立作業 [アート・カルチャー]
「週末アート三昧」でしっかりリフレッシュできて
以前の”ヤル気モード”がムラムラと?蘇ってきたので
気になっていた次期新作用キャンバスの
組立作業をやることにしました。
まずはアトリエにブルーシートを敷いて
先月Mさんに制作して貰った
F100号の板キャンバス4枚を2枚セットで
きっちり並べてから電動ドリルでネジ止め。
板キャンバスは結構歪んでいることが多いので
突き合わせ面をがっちりネジ止めしてから
長めの垂木を上下に取り付ければ組立て完了!
M200号(縦1.6mx横2.6m)キャンバスが
2枚出来上がりましたが
表側は黒色塗料がラフに塗ってあるまま。
この後、下塗り用の「ジェッソ」を全面塗りして
真っ白い面にするのですが
何故かここまでの作業でもう汗だくに!
9月に入り涼しくなったと思ったのにどうして?
念のため、スマホのアプリで確認したら
気温は25℃なのに、湿度はなんと〜100%も!!
ひえ〜〜これじゃあ
ちょこっと動くと汗が噴き出すわけです。
そんなわけで、ジェソ塗りは後日ということに。
午後から交流センターで定例のスタッフ会議があるので
今のうちに汗を抑えておかないと。
横浜山手地区の西洋館巡り〜sono2 [歴史・レトロ・旅行]
今回はイギリス人貿易商B.B.ベリック氏の邸宅として
昭和5年に建てられた「ベリック・ホール」を特集します。
スパニッシュスタイルを基調とし、戦前の西洋館としては
最大規模を誇る大変価値ある建物だそうで
その規模と優美さには心底から感動してしまいました。
なので、画像を思い切り奮発してご紹介します。
いかにもスパニッシュスタイル!
アーチ型の玄関ポーチなど異国情緒が満載です。
建物は地上2階、地下1階で
1階には広々とした応接間や食堂、居間
パームルーム(サンルーム)などがあり
とても個人の邸宅とは思えないほどの素晴らしさ。
こちらは御令息の部屋だそうです。
四葉のクローバー状の窓枠で切り取られた景色の
なんとも不思議な美しさ。
2階には主人、夫人、子息、来客用の寝室と
それぞれに付随する浴室が設けられています。
令夫人の寝室にはおしゃれなサンポーチが隣接。
窓越しの美しい景色に目をやりながら
ティータイムを楽しんだことでしょう!
日々の優雅な暮らしぶりが目に浮かぶようです。
ご主人の書斎にはパソコンならぬタイプライターが!
この大邸宅を拝見出来ただけでも
今回ノコノコやって来た甲斐がありました。
横浜山手地区の西洋館巡り〜sono1 [歴史・レトロ・旅行]
私の趣味の一つに
“古い西洋建築物を見て回ること”があります。
歴史的建造物に囲まれた「馬車道」のホテルに
泊まったのもそんな理由からでした。
そんなわけで週末アート三昧2日目は
横浜山手地区に現存する西洋館を
マップ片手にワクワク気分で巡ることに。
同地区は幕末から横浜港開港以来の
外国人居留地の面影を残す貴重なエリアで
関東大震災後に再建された西洋館が
いくつも点在しています。
スタートは、みなとみらい線の「馬車道駅」から。
2駅先の終点「元町・中華街駅」で下車すれば
「港の見える丘公園」入り口はすぐそば。
急勾配の坂道を登りきるとそこは通称・フランス山。
関東大震災で崩壊した「フランス領事館跡」があり
水を汲み上げるために使用した風車も復元されています。
港の見える丘公園内の品格漂う西洋式庭園の
正面奥には「大佛次郎記念館」が。
手始めに、昭和12年に英国人技師により建てられた
「横浜市イギリス館」を好奇心全開で見学。
丸窓からの景色が印象的でした。
「山手111番館」は大正15年に建築され
アメリカ人家族が住んでいた邸宅でした。
幕末から明治32年まで、一帯は外国人居留区で
道路沿いにはそんな歴史を秘めた境界石も現存。
「山手資料館」は明治42年に建てられた
現存する唯一の木造西洋館で、とても瀟洒な外観。
以前、立ち寄ったので今回はスルーしました。
「山手234番館」は
外国人向けアパートして昭和21年建築。
現在はカフェ・レストランとして利用されてますが
開店前だったので入れず残念!
純英国式洋館「えの木てい」でもカフェを営業中。
「エリスマン邸」は大正15年建築で
スイス人貿易商・エリスマン氏の私邸を移築復元。
かなり大きなお屋敷で、ゆとりを感じました。
こんな家で晩年をのんびり過ごせたらいいなあ!
SONOの横浜山手地区の西洋館巡りは
さらに続きます。