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国立博と西洋美をハシゴ [展覧会・ギャラリー]

週末は東京と横浜に行き
泊まりがけでアート三昧してきました。

初日の8/31(金)は午前中、上野の東京国立博物館で
9/2に終了となる「縄文特別展」へ。

ところがチケットを購入するのにも
長い列がくねくねと幾重にも続いており
入館前に炎天下で20分近く待たされるという
苦難のスタートでした。

一万年も続いたという縄文時代。
その時代に生み出された
力強さと神秘的な魅力にあふれた「縄文の美」を
一括展示するという画期的な展覧会。
しかも縄文の国宝6件が全て集結するのは
史上初だそうで、これは絶対見逃せません。
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国宝に指定されている
「縄文のビーナス」や「中空土偶」「縄文の女神」
「仮面の女神」「合掌土偶」「火焔型土器」
間近で観察すると、それはまるで前衛芸術!
名もなき粘土職人が渾身の叡智で作り上げた
力作は〜もはや神業的!!

でも、何か一つだけ忘れている気も?
あらら?青森県の亀ケ岡遺跡から出土した
宇宙人のような「遮光器土偶」はどこに?

スタッフのお姉さんに聞いたら
なんと〜国宝ではなく重要文化財だって?
超有名だからてっきり国宝かと思っていたのに。
あいにく右脚が欠けていたから?

お決まりの撮影OKスポットはここだけ。
森美術館など民間の美術館では殆ど撮影OKなのに
国立ともなるとまだまだハードル高いです。
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気を取り直して、ブログ用に
常設展の古墳時代の埴輪をオマケしておきました。
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もう一カ所見たいんだけど
東京都美術館の「藤田嗣治展」にしようか?
それとも国立西洋美術館のこちらにしようかと
迷った挙句、ミケランジェロに惹かれちゃった!
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建物自体はル・コルビュジエ設計による
世界遺産登録物件なのですが
これまでの企画展は何故か
ハズレが多かったので敬遠しておりました。
今回は大丈夫かなあ?

会場入り口のある地下階に降りていくと
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ミケランジェロの作品は数点しかなくて
殆どは古代ギリシャ・ローマ時代の彫刻ばかり。
ミケランジェロが活躍したルネサンス美術の源が
古代ギリシャ・ローマにあるとのことで
殆どが比較のため集めたマイナーな作品ばかり
だったのでがっかり。

撮影OKスポットは、こちらの「ラオコーン」だけ。
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こちらでも気を取り直して
常設展で見つけたピカソの作品をおまけに。
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この日は私の大好きな横浜市桜木町の
馬車道にある安いホテルに宿泊。
周りには明治・大正期の西洋建築が立ち並ぶ
横浜港開港時代からの歴史的な街並みです。

夜は近くの赤レンガ倉庫まで足を伸ばして
生ビール付きで食事してきました。
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この日の歩数は1万4千歩。
さ〜て、2日目はどうなったやら?

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