横浜山手地区の西洋館巡り〜sono2 [歴史・レトロ・旅行]
今回はイギリス人貿易商B.B.ベリック氏の邸宅として
昭和5年に建てられた「ベリック・ホール」を特集します。
スパニッシュスタイルを基調とし、戦前の西洋館としては
最大規模を誇る大変価値ある建物だそうで
その規模と優美さには心底から感動してしまいました。
なので、画像を思い切り奮発してご紹介します。
いかにもスパニッシュスタイル!
アーチ型の玄関ポーチなど異国情緒が満載です。
建物は地上2階、地下1階で
1階には広々とした応接間や食堂、居間
パームルーム(サンルーム)などがあり
とても個人の邸宅とは思えないほどの素晴らしさ。
こちらは御令息の部屋だそうです。
四葉のクローバー状の窓枠で切り取られた景色の
なんとも不思議な美しさ。
2階には主人、夫人、子息、来客用の寝室と
それぞれに付随する浴室が設けられています。
令夫人の寝室にはおしゃれなサンポーチが隣接。
窓越しの美しい景色に目をやりながら
ティータイムを楽しんだことでしょう!
日々の優雅な暮らしぶりが目に浮かぶようです。
ご主人の書斎にはパソコンならぬタイプライターが!
この大邸宅を拝見出来ただけでも
今回ノコノコやって来た甲斐がありました。