横浜山手地区の西洋館巡り〜sono1 [歴史・レトロ・旅行]
私の趣味の一つに
“古い西洋建築物を見て回ること”があります。
歴史的建造物に囲まれた「馬車道」のホテルに
泊まったのもそんな理由からでした。
そんなわけで週末アート三昧2日目は
横浜山手地区に現存する西洋館を
マップ片手にワクワク気分で巡ることに。
同地区は幕末から横浜港開港以来の
外国人居留地の面影を残す貴重なエリアで
関東大震災後に再建された西洋館が
いくつも点在しています。
スタートは、みなとみらい線の「馬車道駅」から。
2駅先の終点「元町・中華街駅」で下車すれば
「港の見える丘公園」入り口はすぐそば。
急勾配の坂道を登りきるとそこは通称・フランス山。
関東大震災で崩壊した「フランス領事館跡」があり
水を汲み上げるために使用した風車も復元されています。
港の見える丘公園内の品格漂う西洋式庭園の
正面奥には「大佛次郎記念館」が。
手始めに、昭和12年に英国人技師により建てられた
「横浜市イギリス館」を好奇心全開で見学。
丸窓からの景色が印象的でした。
「山手111番館」は大正15年に建築され
アメリカ人家族が住んでいた邸宅でした。
幕末から明治32年まで、一帯は外国人居留区で
道路沿いにはそんな歴史を秘めた境界石も現存。
「山手資料館」は明治42年に建てられた
現存する唯一の木造西洋館で、とても瀟洒な外観。
以前、立ち寄ったので今回はスルーしました。
「山手234番館」は
外国人向けアパートして昭和21年建築。
現在はカフェ・レストランとして利用されてますが
開店前だったので入れず残念!
純英国式洋館「えの木てい」でもカフェを営業中。
「エリスマン邸」は大正15年建築で
スイス人貿易商・エリスマン氏の私邸を移築復元。
かなり大きなお屋敷で、ゆとりを感じました。
こんな家で晩年をのんびり過ごせたらいいなあ!
SONOの横浜山手地区の西洋館巡りは
さらに続きます。