映画「蜜蜂と遠雷」を見てきました! [読書・音楽・映画]
直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田 陸の同名の小説が
映画化され、昨日封切られたので早速見てきました。
国際ピアノコンクールを舞台に、栄伝亜夜、高島明石
マサル・カルロス・アナトール、風間 塵という
世界を目指す若き4人のピアニストたちの
挑戦、才能、運命、そして成長を描いた本作は
実に発行部数134万部超という大ヒット作とか。
文字から音楽が聴こえてくるとまで言われる
圧倒的な音楽表現を伴うこの物語は
著者の恩田でさえも
”映像化不可能”と言わしめたほど。
主演の栄伝亜夜役は
あの「万引き家族」でJK風俗店員を好演した
松岡芙優なので、特に親近感が湧きました。
この映画の素晴らしさは
プロのピアニストたちが、それぞれの俳優の代役
として素晴らしい鍵盤さばきを演じていること。
まるで俳優自身が鍵盤に向かって演奏している
ような不自然さのないダイナミックな演奏が
聴けることではないでしょうか。
第1〜第4次選考を勝ち進んで
いったい誰が本選まで残るのか?
ライバルピアニストたちの私生活などを
交えながらの程よいストーリー展開。
緊張感漂う本選では
共にプロコフィエフを選曲した栄伝とマサルの
大オーケストラの中での、迫真のピアノ独奏に
すっかり酔いしれてしまいました。
音楽好きの方にはぜひオススメです!!
気になる総合順位はエンドロール上に
表示されましたが、やはりそうきたか。(^_^)
こうなったら、小説の方も読んでみないとね。
でも、どうして題名が「蜜蜂と遠雷」なの??
小説からは音楽が聞こえてこないので
映画の方が楽しいかも?