パワースポットの春祭り [祭り・イベント]
今や最強のパワースポットとして
若者を中心に絶大な人気を誇る御岩神社で
昨日と今日の二日間「春の回向祭」が催されました。
そこで正月に参拝できなかった我々も
賞味期限切れ?の御札を持参して出掛けることに。
午後から行ったせいか
予想したより参拝客はやや少なめでしたが
それでも若いカップルや女性グループなどで
昼なお暗き境内は華やかに賑わっておりました。
この時期は、ヤマザクラは勿論のこと
シャクナゲ、マムシグサ、ショウジョウバカマ
シャクナゲなど様々な花や山野草が
一斉に咲き出すので見応えがあります。
真新しい注連縄がかけられた森の巨人・三本杉。
長い参道を進むにつれて、辺りの空気が
少しずつ清浄になっていくように感じます。
宝暦4年(1754年)の銘が刻まれた
不思議な仏具「摩尼車」は、参拝客に大の人気。
一応、神社という事になっていますが
水戸藩時代からの神仏習合の名残で
苔むした石仏たちにはずらりと線香が。
この日ばかりは、室町時代の作といわれる
霊験あらたかな秘仏・大日如来坐像もご開帳!
御神木の傍には美しいシャクナゲが!
御神木からパワーを授かろうと
熱心に木肌に手を触れる女性たちも。
長い参道と石段を何度も上がって
ゴールの御岩神社に到着。
最強のパワースポットで
さらなる幸せを祈願する善男善女たちでした。
このところ気分が優れず、運気低迷中の私ですが
神頼みのつもりで来てみれば
幸運にも旧知の神主さんに境内で出会い
久々にお話する事ができました。
知り合ったばかりの約10年前は参拝者も少なく
もの寂しい神社だったのに
なんという変貌ぶり!
これがキッカケで運気が変われば良いんだけどねえ。
特別展「東寺・空海と仏像曼荼羅」へ [展覧会・ギャラリー]
上野の国立博物館で開催中の「東寺展」へ行きました。
実は2012年に京都観光した際に同寺へ立ち寄り
仏教界のスーパースター
空海が構築した密教世界・立体曼荼羅
を拝観して圧倒されたことが。
でもその時はあまり時間がなくて、ザッとしか
見れなかったので、今回は期待を込めて臨みました。
でもその前に腹ごしらえ。
上野駅アトレ内にある「麻布茶房」の
大好きなお一人様向け窓際席でランチです。
平成館の巨大な看板前は
”記念撮影スポット”になっておりました。
現地のお寺を参拝しても見切れなかった
膨大な数の国宝・重文類が上野のお山に大集結!
こんなに持ってきちゃって
実家の方は空っぽじゃないの?と、余計な心配を
したくなるほど見応え十分な展示でした。
最後の大展示室には
東寺講堂内の立体曼荼羅を構成していた
仏像群のうち、15体もが集結して凄いことに!!
流石に、ご本尊の大日如来様はお留守番です。
こちらの「帝釈天騎象像」のみが撮影OKでした!
素足で象に乗った凛々しいお姿の仏様。
武器や武具で派手に固めた荒々しい出で立ちの
他の仏像群とは全く異なり
とても優しそうな表情で親しみを感じました。
最もイケメンな仏様を至近距離でしっかり撮影!
現地では撮影禁止だったので、お得な展覧会でした。
【参考までに】
7年前に立ち寄った東寺の南大門(正門)です。
広い境内にある「講堂」内の聖空間には
大日如来を中心に多数の仏像を配置した
「立体曼荼羅」が構築されておりました。
平成館を出た後
博物館本館裏手の庭園が公開中(通常非公開)
なので、美しい新緑を愛でつつ散策してきました。
この一帯は元々寛永寺の境内だったそうな。
庭は何度も改修が重ねられ
現在は池や築山、5棟の茶室が点在する
広大な和風庭園となっています。
同展の概要は
こちらのパンフレットでご覧あれ。