村松の虚空蔵さん [歴史・レトロ・旅行]
せっかくなので
お隣の「虚空蔵尊」境内も参拝&散策しました。
近くだからいつでも来れると思いつつ、ず〜っと
うん十年もご無沙汰しておりました。
年末年始などは凄く混み合うので
今頃の方がゆっくりと参拝できますよ。
正式には「村松山虚空蔵堂」という真言宗の寺院で
創建は大同2年(807年)というから古いです。
地元では”虚空蔵さん”と呼ばれて親しまれています。
本尊は空海作の伝承を持つという「虚空蔵菩薩」。
日本三大虚空蔵堂の一つとされ、十三詣りや七五三
厄除けなどにご利益があり、本堂内での護摩焚きも。
シーズン中は多くの参拝客で大混雑します。
そう言えば、ウチの娘の七五三もここでやりました。
本堂の裏山にも立派な堂塔が建っており
右手には仏舎利塔のような「奥の院」が。
左手には近年建立されたらしい「三重塔」も。
さらに裏山に進むと水戸八景の一つ「村松晴嵐」の碑が。
他の八景の石碑に比べると小ぶりのようでした。
こちらの案内板に由来が詳しく解説してあります。
その先は、鉄条網でガードされた原子力関連施設の
広大な敷地が広がっておりました。
古来からの宗教施設と
最先端技術の研究施設との対比を目の当たりにし
なんとも複雑な思いに駆られました。