茨城のお伊勢様でふしぎ発見 [好奇心・謎解き]
うん十年ぶりに、東海村村松の「大神宮」へ。
左隣の「虚空蔵尊」と敷地を接していますが
知名度の点では「虚空蔵尊」の方が上かも?
創建は虚空蔵尊より約100年古いんですけどねえ。
参道の先には銅葺屋根の立派な拝殿が。
境内には数多くの摂社が鎮座しておりましたが
中でもこちらの「晴嵐神社」は
何故か〜”呼吸器の守り神”なんだとか?
本殿の屋根には伊勢神宮と同じような千木が??
それもそのはず
伊勢神宮の古殿舎材を使って改修されたそうで
恐れ多くもここは伊勢神宮の御分社!
”茨城のお伊勢様”として崇拝されております。
あらら〜真新しい子犬たちの石像が??
「なで犬」というそうで、干支の数だけぐるりと。
真ん中には親犬が優しく見守っています。
と〜ても可愛いので、これから人気が出そう。
「みこし舎」を覗いたら
わおぅ〜金ピカの立派な神輿が2基も!!
それぞれ水戸藩奉納と明治4年製の神輿で
近年修復したそうな。それで金ピカなんですね。
でっかい天狗面が睨みを利かせておりました。
義公(徳川光圀公)の「お腰掛けの石」が
まるで御神体みたいに注連縄で囲まれていたり
こちらには「烈公(徳川斉昭公)お手植えの梅」も。
さらに駐車場近くには
国歌「君が代」によまれている「さざれ石」が!?
さざれ石は日本各地の神社に置かれているようで
県内では鹿島神宮や笠間稲荷神社にも。
さらにその奥には神社関係者の墓地があり
その中には幕末に水戸藩を二分して争った
「天狗党」関係者のお墓までも。
たまたま立ち寄っただけなのに
不思議なものといくつも出合いました。