平山郁夫展を見る [展覧会・ギャラリー]
一週間、雨模様だったのに、今日は絶好のお天気!
なので、水戸市の県近代美術館で開催中の
「平山郁夫展」に出掛けました。
正式なタイトルは「平山郁夫・没後10周年
シルクロードコレクション展」
〜夫婦の視点が織りなす人類への遺産〜でした。
平山郁夫さんといえばシルクロードをテーマに
格調高い作品を描いた日本画家として有名ですが
会場には現地でスケッチした私好みの
”ペン彩色画”や、取材に同行した美知子夫人と
共に収集した紀元前の古い彫刻や工芸品が
心地良く展示してあり、大感動!!
まるで東京国立博物館に迷い込んだような
気分になり、コロナ対応で密にならないように
とのお達しでしたが、ついつい夢中に。
そんな中、こちらの日本画大作3点が撮影OKに。
右から「パルミラ遺跡を行く・朝」
中央は「古代ローマの遺跡 フォロ・ロマーノ」
左は「パルミラ遺跡を行く・夜」
展示パネルのコメントの中に
「彩色とは色を塗るのではなく色を置いていく
こと」といった内容のことが書かれており
日頃私が受講生に説明しているのと
同じだったので、びっくりしました。
ランチは併設のレストラン「プティ・ポウル」で。
今日は他にも県歴史館の企画展
「鹿島神宮の宝」とダブルヘッダーで
芸術・文化の香りに存分に浸ってきました。
そんなわけで、とても充実した一日となりました。
平山郁夫展〜ぜったいおすすめですよ。