みなと八朔祭〜還幸祭(神輿編) [祭り・イベント]
今朝は6時ジャストから、神輿を海に入れる
「お浜入り神事」が行われる予定でしたが
気がつけば、あわわ〜6時20分!!
慌てて現地・和田町に向かうと
「ダイリョ〜!ダイリョ〜!」(大漁の意味)の
勇ましい掛けが聞こえたので
声の方向へ走っていくと、こちらの光景に遭遇〜!
「お浜入り神事」は見逃してしまいましたが
町内を荒々しくもみ進む光景に出逢えてラッキー!
昨夜は女性が主役でしたが、今朝は男性が主役。
百人近く?ものふんどし一丁の男たちが
重い神輿を掛け声をかけながら交代で担ぐのですが
景気付けに神輿共々大量の水を浴びせられ
時には見物人もびしょ濡れになることが。
やがて県立海洋高校前にある聖地・御腰掛岩に
近ずくと、神輿の動きはクライマックスに!!
神輿は一旦、「御腰掛岩」に安置されます。
江戸時代、この辺りは
波が押し寄せる海岸だったそうで
ある日の朝、和田町の住人・何某が、岩の上に
光り輝く御神体が漂着しているのを発見!
後日、天満宮に祀られたとの言い伝えがあります。
海岸が埋め立てられ、道路が整備されて
地形が全く変貌した今もなお
神事に欠かせない聖地として崇拝されています。
なので昔から、神輿は和田町の男衆が担ぐもの
という決まりがあったそうです。
神輿が御腰掛岩の上に鎮座すると大きな拍手が!
滅多に見られない非日常的光景なので
記念撮影をされる方も多数。
外しておいた擬宝珠を頭頂に嵌め込み
清酒をかけて神輿を清めます。
まさに〜御神体の里帰り〜なんです!
担ぎ手の皆さんは朝食弁当で小休止。
擬宝珠が外され、神輿もみが再開されました。
今度は狭い急坂を上って高台(和田の上)に向かいます。
高台に鎮座するのは
海上安全と豊漁に御利益のある「津神社」。
(同神社の裏手には市役所那珂湊支所が)
石鳥居をゆっくりと潜って境内へ。
神社の大太鼓が打ち鳴らされる中
担ぎ手たちは大量の水を浴びせられながら
「ダイリョ〜!ダイリョ〜!」の掛け声と共に
地響きがするほど神輿を派手にもむので
殆ど神懸かり的な光景となりました。
社殿前に神輿を安置して小休止に。
擬宝珠の上から清酒をかけて
荒ぶる神輿をクールダウン?させる役員さん。
そして再開!
神輿は次なる場所へと向かったのでありました。
これにて、お祭り大好き男・SONOの
「みなと八朔祭」追っかけレポートはお終いです。
令和元年の夏祭りが全部終わっちゃって寂しい。
みなと八朔祭〜神幸祭(風流物編) [祭り・イベント]
2年に一度の「那珂湊天満宮祭礼」
通称・みなと八朔祭が始まりました〜!
昨日は3日目の「神幸祭」ということで
旧明神町に各旧町内自慢の風流物(山車)が
弥勒、ささらも含め12台も大集結!
午後6時の花火を合図に
1台づつ旧市街地に繰り出しました。
美しく着飾った
各町自慢の美女軍団を乗せた山車が
艶っぽい調子のお囃子と共に華やかに出発!
最もワクワクするハイライトシーンです。
元気な子どもたちを乗せた山車も。
祭りの主役となる神輿を共奉した神幸行列が
天満宮を出発して本町通りを通り
旧魚市場に設けられた御仮屋へと向かいます。
江戸時代から綿々と続く
漁師町・那珂湊の伝統に支えられた
時代絵巻のような行列には毎回感動するばかり。
一方、各町の山車を引っ張る若者たちは
エネルギーを発散して祭りを謳歌している様子。
これぞ”お祭りパワー”ですよね。
祭りは夜更けまで華やかに続けられました。
祭り最終日となる本日は
神輿が天満宮にお帰りになる「還幸祭」。
早朝から神輿のお浜入りがあったのですが
どうなったことやら?