パイプオルガンとすしざんまい [アート・カルチャー]
今週の金土曜日はチャコと、SONO家恒例?
「週末東京アート三昧」に出掛けてきました。
まず向かったのは独特の風貌の築地本願寺。
古代インド仏教寺院建築の本堂(重要文化財)の石段を
登って大勢の参拝者が吸い込まれていきます。
この日は月に一度の最終金曜日限定
「パイプオルガン ランチタイムコンサート」開催日。
しかも第150回の節目ということをHPで知り
今回初めて駆けつけた次第。
広い本堂内に用意された600席もの客席は
あっと言う間に満席となり、立ち見の人も。
でも、キリスト教会ならいざ知らず
どうしてお寺にパイプオルガンが??
1934年に建築された本堂入口の頭上には
その後1970年に導入された
西ドイツ製の本格的パイプオルガンが鎮座しています。
築地本願寺が日本の他の寺院には見られない
異国的な雰囲気を秘めているせいか
さほど違和感がない感じがします。
日頃は水戸芸術館で毎月開催される
パイプオルガンコンサートに通っているので
どんな感じの音がするのか気になっておりましたが
今回やっと実現できました。
本日の演奏者は東京芸大音楽部教授で
オルガニストの廣江理枝さん。
お坊さんの法話に続いて演奏が始まり
「仏教賛歌」4曲を含む8曲を約40分演奏。
合間にはバッハの「前奏曲とフーガ」やワーグナーの
「ニュールンベルクのマイスタージンガー前奏曲」
など著名な曲も。
水戸芸術館の響きに比べるとやや重い感じがしましたが
建物の構造上の違いによるものかもしれません。
ともあれ、特別の聖空間での荘厳かつ重厚な
パイプオルガンの響きにはとても癒されました。
コンサートが終了し続々と退出する皆さんは
一体どんな感じだったのでしょうね?
聖空間を出た後はいきなり俗世界へ。
築地といえば築地場外市場!!
ランチしようと立ち寄ってみると
何やらここだけ異常に盛り上がっているでは??
超有名な「すしざんまい」の店頭で
月に一度のマグロの解体ショーが行われている最中!
黒山の観光客がグル〜っと取り囲んでいて
後ろ側からしか見ることができませんでしたが
幸運にもその場面に遭遇することが出来ました。
解体本マグロが店内に運び込まれたので
我々も勢いにつられて入ってみることに。
1階が満席なので、2階カウンター席へ通されると
やがて解体したばかりの本マグロが
すぐ目の前にどど〜〜んと鎮座!
思いもよらぬ展開に、築地寿司初心者?の我々は
まずは豪華なセットメニューを
一人前だけオーダーして口慣らし。
次いで、解体したばかりのマグロの
赤身と中トロ、大トロを順次オーダーして食べ比べ。
口の中でとろけるような本物の美味しさを
思う存分に堪能できてしまいましたが
こんなラッキーなことってあるんですねえ。
板さんに伺ったら、市場本体が豊洲に移ってからは
客足がかなり減ったそうですが
それでも「すしざんまい」は名物社長の強い意向で
ずっと築地で頑張るとのこと。
「すしざんまい」さん、また食べに行きますね。
いつまでも頑張って下さい!
2018-10-27 22:27
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