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冥界ゾーン「十五郎穴」へ [歴史・レトロ・旅行]

先日、久々に「十五郎穴横穴墓群」に行きました。

有名な「虎塚古墳」のある広場からのスタート。
石碑の奥に見えるのが前方後円墳・虎塚古墳です。
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鬱蒼とした雑木林に覆われたトンネルのような
狭い一本道をトコトコと下っていくと・・・。
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途中、合併前の「勝田市」の道標と出合いました。
こんなところに、まだ残されていたんですね。
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大小の横穴墓が一望できる広場に到着。
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2008年に描いたスケッチが残っていました!
一番小さいF0サイズに2枚続きで描いたもの。
オレもよくやるよ。(^.^)
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ここは古墳時代終末期から奈良時代にかけて
利用された”共同墓地”のような横穴墓群で
3カ所の支群に別れて広く分布しています。

ちなみにこちらは県指定史跡「館出支群」で
露出した34基の横穴墓を見ることができます。

全体では未発掘分も含め総数300基を超えると
推定されている、まさに”冥界ゾーン”なのです。

加工しやすい凝灰岩の崖面を利用して作られた
大きさも高さも奥行も異なる大小の横穴墓。

中には穴の入り口に墓参用の階段が刻まれていたり
玄室の奥に祭壇のような窪みが設けられたものも。
地位や年齢、性別の違いによるものでしょうか?
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小さい穴は子どもの墓かなあ?
それとも〜ペットの墓??
ず〜っと見ていると
無数の穴が死者の目のように思えて何とも不気味。
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貴重な彩色壁画を有することから
「虎塚古墳」が広く注目を浴びているのに対し
江戸時代から存在が知られている県指定史跡
「十五郎穴」は、知る人ぞ知るミステリアスな
冥界ゾーン。(#^.^#)

近年、32号墳から正倉院御物と類似した
「銅製金具方頭太刀」が発掘され注目を浴びましたが
今後も発掘が進めば、さらに貴重なお宝の出現も?!

オカルト雑誌「ムー」愛読者の私は
「十五郎穴」の神秘さに惹かれています。

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