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「ねじまき鳥クロニクル」との出合い [読書・音楽・映画]

私が「村上春樹」本を読むきっかけとなったのが、こちらの長編小説「ねじまき鳥クロニクル」の3部作。以前から「村上春樹」は気になる存在でしたが、なかなか手に取って読むまでには至りませんでした。

ところが2010年の冬、当時97歳の父が急性肺炎でK病院の集中治療室のお世話に。家族の付き添いが必要とのことで長期戦を覚悟して、たまたまタイトルが気になったこれらの本をまとめ買い。

ところが、読み始めたら次々と展開される不思議ワールド。付き添い時の暇つぶしになればと、軽い気持ちで購入した村上春樹の本がこんなにも面白かったとは〜!  付き添いそっちのけで読み耽ったものでした。

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翌年1月に父は亡くなりましたが、それ以来「村上春樹」本を片っ端から読み漁り、気がつけば〜すっかり、「ハルキスト」に! 

中には読んでいて気持ちが暗くなったり、気乗りのしない著書もありましたが、「ねじまき鳥クロニクル」は、「海辺のカフカ」「1Q84」と共に長編モノ最大のお気に入り。これまでに3回以上は読み返していますが、何度読んでも新たな発見があり、飽きることのない超お得な著者なんです。

ストーリーは一口では説明できないのでWikipediaから引用登場人物がとても不思議で個性的なので、海外小説のようにいちいち登場人物を「SONOってどんな人物だっけ?」な〜んて迷うこともありません。皆さんも機会があれば”春樹ワールド”にハマってみませんか?


【あらすじ】会社を辞めて日々家事を営む「僕」と、雑誌編集者として働く妻「クミコ」の結婚生活は、それなりに平穏に過ぎていた。しかし、飼っていた猫の失跡をきっかけにバランスが少しずつ狂い始め、ある日クミコは僕に何も言わずに姿を消してしまう。僕は奇妙な人々との邂逅を経ながら、やがてクミコの失踪の裏に、彼女の兄「綿谷ノボル」の存在があることを突き止めていく。

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yucky

どれも持ってますよ〜。
あの世界はなんなんでしょうね。クセになります。
私も以前何回か読み返しましたが、ここしばらくは読んでません。
このブログ読んでいたら久々に読み返したくなりました(^^)
by yucky (2019-02-23 19:33) 

sonochan

yuckyさんも読んでおられましたか〜!
すぐ近くに”隠れハルキスト”が潜伏していたなんて?
一冊買えば何度でも読み返せますからお得な小説ですよ。(笑)

by sonochan (2019-02-23 22:31) 

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