本郷川沿いウオーキング〜3 [好奇心・謎解き]
先日は春の陽気に誘われて、またまた本郷川流域の
農耕道路をウオーキングしてきました。
田んぼには水が張られ、水鏡のように美しい
田園風景が、どこまでも広がっておりました。
カエル取りを楽しむ母子の微笑ましい姿も。
♪〜春の小川は さらさら行くよ〜♫
の気分になります。
対岸(東側)の森を眺めていたら
年甲斐もなく探検?してみたくなっちゃって。
轍の残る狭い坂道をテクテク歩いていくと
そこには空を覆い尽くすほどの
背の高い巨木が生茂る原生林が!
坂の途中には「馬頭観音」の石碑があり
この道路が古くから地域住民たちに
利用されてきたことがわかります。
急坂を登りきると
辺りは畑や住宅風景が広がっておりました。
ここからUターンし、今度は本郷川を渡って
反対方向(西側)へ向かうことに。
東側同様、道の先には深い森が。
更に進むとトンネルに遭遇!
トンネルの上には後からできた幹線道路が
東中根団地と本郷台団地を通り抜けて
勝田駅前から続く33m道路へ接続しています。
つまり、元からあった古道をまたぐ形で
新しい道路が作られたわけです。
トンネルに入ると向こう側から
何か精霊でも現れそうな眩い光が!!
短いトンネルを抜けて後ろを振り向くと
そこには明治時代の巡礼碑などが鎮座。
やはり、この道は只の道ではなかったのです!
信仰心の篤い村人たちが道端に建立した石碑群を
新道工事の際にこんな形で保存して
いたのですね。周辺には他にも祠や
道祖神碑が残されておりました。
古道を巡ってトンネル上の幹線道路に出ると
石碑群はこんな具合に。
ウオーキングと併せて、郷土の歴史にも
触れることが出来、楽しいひと時でした。
2020-05-07 11:43
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