ONCE UPON A TIME IN ‘76 [読書・音楽・映画]
ファッションクルーズ内の書店に立ち寄り
男性情報誌コーナーを眺めていたら
「76年特集」のこちらの雑誌に目が釘付けに。
ページをペラペラめくっていたら、あらら〜
「読書の秋、生誕百年のサリンジャーを読みたい」
という見出しを発見!!
サリンジャーと言えば、今読んでいる「ライ麦畑で
捕まえて(The Catcher in the Rye)」の著者。
今年が生誕百年とは、なんという偶然でしょう!
この物語は、語り手であり主人公の16歳の少年
ホールデン・コールフィールドが、起承転結の
ないまま、自身のハチャメチャな体験を語るという
これまで私が経験したことのない不思議な形式で
書かれており、最初のうち戸惑ったものでした。
さらに別なページには「角川映画の幕開け」として
先日取り上げたばかりの映画「人間の証明」が紹介
されておりましたが、両者が偶然にも1976年とい
う時代背景で繋がっていたとは?!
雑誌には1976年の日米年表が付いており
この頃から日本でも若者文化が一気に開花して
活気がみなぎってきたことが理解できます。
片岡義男「スローなブギにしてくれ」、「徹子の部
屋」放送開始、キャンディーズ「春一番」、雑誌
「ポパイ」創刊、アントニオ猪木vsモハメド・アリ
異種格闘技戦、カーペンターズ黄金時代、アップル
コンピュータ設立、「日清焼きそば UFO」発売
山口百恵「横須賀ストーリー」、ゴダイゴがデビュー
矢沢永吉ソロライブ、村上龍「限りなく透明に近い
ブルー」芥川賞、角川映画「犬神家の一族」、ピン
クレディ「ペッパー警部」でデビュー、東急ハンズ
一号店オープン、山下達郎ソロデビュー、松任谷正
隆と荒井由実が結婚! などなど。
1976年の主な出来事をピックアップしただけでも
この時代はとんでもない勢いがありました。
そんなこととはつゆ知らず、こちらの2冊の本を
偶然にも私が入手したのも何かのご縁。
まさに〜「SONOも歩けば不思議にぶつかる?」
お天気の悪い日は一人静かに読書に限りますね。
なんか無性にカリントウが食べたくなっちゃった!
2019-11-23 13:19
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