アール・デコ様式の朝香宮邸へ [歴史・レトロ・旅行]
山手線の目黒駅から徒歩7分程の森の中にある
東京都庭園美術館に行ってきました。
ここは昭和8年(1933)に朝香宮邸として建てられ
アール・デコ様式の本館自体が美術品と言える程。
しかも緑豊かな庭園が調和したユニークな美術館
として昭和58年に開館。さらに平成26年には
本館奥にギャラリーを備えた新館が加わりました。
巨木のアプローチを進んで行くと、その先には・・
平成27年に国の重要文化財に指定された本館が。
終戦後の昭和22年、朝香宮家は皇籍から離脱し
思い出多き邸宅を離れたそうでお気の毒でした。
現在は美術館として生まれかわったお陰で
恐れ多くも旧宮家御一家が住まわれた価値ある
邸宅内をしっかり見学できるというもの。
2階建ての外観は至ってシンプルな感じです。
玄関前には金属製の狛獅子?一対が勇壮なお姿で鎮座。
この日は、アールデコ全盛時代に活躍したという
画家・キスリングの絵画展を開催していました。
キスリングの絵画には殆ど興味がありませんが
本館には展覧会の会期中しか入れないので
絵画はそっちのけで建物内部をしっかり見学。
それでも多数の絵画を邸宅内に展示しているので
撮影OKの箇所は少なく、窓は全てカーテンで遮光
されており残念でした。
2階バルコニーからは広大な庭園が見渡せて
樹林の先には茶室のある広い日本庭園も。
本館から新館へと通じるアプローチ。
ミュージアムショップのおしゃれな空間。
館内にはカフェとフレンチレストランが併設されて
いたのですが、訳あって、どちらもスルー?
芝生で覆われた開放感ある広い庭では
木陰のベンチで時間を忘れて寛ぐ人も。
山手線は目黒駅の次が恵比寿駅なんです。
恵比寿といえば、大好きな〜
「エビス・ガーデンプレイス」があるでは!
ということで、本物の生ビールが飲みたくなり
こちらの「ビアステーション」に迷わず入館。
うまいビールと食事で格別なランチを楽しめました。
【アール・デコ様式】〜パンフレットから引用
1910年代から30年代にかけてフランスを中心に
ヨーロッパを席巻した工芸・建築・絵画・ファッション
など全ての分野に波及した装飾様式の総称。
直線と立体の知的な構成と、幾何学模様が特徴。
2019-06-25 23:53
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0