ちょっと昔のくらし [歴史・レトロ・旅行]
偕楽園に行く前に、県立歴史館に立ち寄りました。
所蔵品をうまく利用したテーマ展
「メノツケドコロー見えない部分をのぞいてみよう!」
というのをやっていたのですが、私的にはこちらの
「ちょっと昔のくらし」の方が楽しかったです。
一般家庭にまだ電気が普及してなかった
100〜50年前までの時代のコーナーから。
小学生女子が興味津々の様子で見入っていました。
次のコーナーには、今と殆ど変わらないデザインの
軽快自転車や、50ccの「スーパーカブ」が。
さらには「オロナミンC」「ボンカレー」などの
大型琺瑯(ほうろう)看板も登場してきます。
これらの看板は今でも、大洗町の「曲松のれん街」や
常陸太田市の「鯨ヶ丘」などの旧繁華街に行けば
いつでも見ることが出来ます。
こちらになると、ぐ〜っと親近感が増してきて
かつて父親宅に置いてあったのと同じ
高級家具調ブラウン管式テレビ。
これをピークとして液晶型テレビに座を譲ることに。
さらにはダイヤル式の卓上電話機までも。
これってウチでも建て替え前まで使ってましたよ。
当時は国際電話をけっこう利用していましたが
何しろダイヤルの桁数が長いものだから
途中でうまくダイヤルを回しきれずに
何度も何度もやり直しして大変でした。
今ではプッシュボタン式に置き換わっていますが
スマホ全盛で殆ど利用されてないのが現実。
電話機がまだ普及していなかった時代は
その家のステータスシンボルだったのにねえ。
いずれ家庭用電話機はこの世から消えてしまうかも?
最後の展示品は一世風靡した国民的小型車
その名も「スバル360」〜!!
史上初めて大人4人の乗車を可能にした名車です。
フォルクスワーゲンの「ビートル(カブトムシ)」と
似てますが、こちらは可愛いので「てんとう虫」の
愛称で親しまれ、今なお愛好クラブがあるそうな。
父がそれまでのバイクから初めて購入した自動車が
スバルでした。こんな小さな車に家族4人が乗って
仙台までを往復できたのは奇跡的〜!
ついでにウチの骨董品を探してみたら
こんなのが見つかりました。
左から、2007年にケーズデンキ日立店(今はない)で
購入したキャノンのコンパクトデジカメ。
今やスマホ内蔵カメラの方が便利なので、出番なし。
中央はSoftBankのガラケーで
この後2011年にスマホiPhone4に切り替え。
私にとっては最後となるガラケーでした。
下方は、学生時代に使っていた計算尺。
当時は安価な電卓が普及していなかったので
複雑な計算はアナログな計算尺に頼っておりました。
なんと、計算尺の検定試験まであったんですよ。
他にもソニーのウオークマンや
パソコン普及前に利用したオリベッティの
タイプライターなんかもあったんだけど
一体どこにしまい込んだのかなあ?
時代と共に生活用品がどんどん進化してきて
当時使っていた道具はほぼ博物館行きに。
いずれは今使っている最新型のスマホも・・?
なんとも悲しい現実ですよね。
話は変わりますが
最近は六本木「森美術館」の影響なのか
お堅い県立の美術館や博物館などでも
展示品の撮影が殆どOKとなってきました。
スマホやSNSの普及による宣伝効果が
無視できなくなったのでしょうね。
なんちゃってブロガーの私としても嬉しいです。
2019-03-03 18:38
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コメント(2)
昔のモノは、ほっこりしますねー。スバル360復活しないかな?可愛いです。
ダイヤル式の電話は、あのダイヤルが戻るまでの時間がドキドキしたりしたものです。
by buchi (2019-03-04 19:19)
buchiさん
私もスバル360の復活を望んでいる一人です。
現在の軽自動車の半分の排気量で
4人も乗れるなんて凄いですよねえ。
もう一度、懐かしのテントウムシに乗ってみたいです。
by sonochan (2019-03-04 22:07)